TBS 連ドラ・シナリオ大賞

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第3回『 TBS 連ドラ・シナリオ大賞 』受賞者コメント

大賞受賞:門田雅史 さん

私が「 連ドラの脚本を書きたい 」「 プロの脚本家になりたい 」と思いシナリオを書き始めたのは、33歳の時でした。最初の1、2年は、コンクールに応募しても鳴かず飛ばずで、「 やっぱり無謀な挑戦だったんじゃないか 」「 30歳を過ぎてプロの脚本家になろうなんて間違いだったのでは 」と心が折れそうになったこともありましたが、思い返せばそんな自分の支えとなったのは「 何が何でも脚本家になるんだ!」「 連ドラのシナリオを書きたいんだ!」という強い思い、そして ( 自分と同じように ) 30代後半で脚本家を志し成功を収められている内館牧子さんの存在でした。 これまでは、“他人に勝つ”ということを第一に、コンクールで入賞することを目指してシナリオを書いてきましたが、これからは自分自身に勝つことが、すなわちプロの脚本家として長く活躍し続けるコツなのではないかと感じています。もともと、『 ビバリーヒルズ 』シリーズや『 ROOKIES 』といった青春ドラマ・青春群像劇が好きなのですが、今回の応募作「 I Believe 」では、冤罪の人たちを救う大学生4人の話を描きました。非常に気に入っている作品なので、ぜひ映像化していただきたいと願っています。

佳作受賞:村上美然 ( みさ ) さん

このたびは、選んでいただきありがとうございました。本当に光栄です。
実は、長編を手掛けたのも、コンクールに参加させていただいたのも今回が初めてなので、佳作受賞の知らせを受け、非常に驚きました。自分でも、自分自身の持つ力は「 まだまだ未知数だな 」と感じています。これから精進していきたいと思いますので、このご縁をきっかけにいい仕事ができたらすごく嬉しいです。できるなら、人生を棒に振るような仕事がしたいと思いますので ( 笑 )、今後ともよろしくお願い致します。