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大会日程

2007年1月28日(日) 平成18年度 こども音楽コンクール 文部科学大臣奨励賞選考会レポート大会レポート

小・中学校声楽部門の審査会場
小・中学校声楽部門の審査会場
小学校・器楽部門の審査会場
小学校・器楽部門の審査会場
中学校・器楽部門の審査会場
中学校・器楽部門の審査会場
東北放送の宮田敬子アナウンサー
東北放送の宮田敬子アナウンサー
中部日本放送の南部志穂アナウンサー
中部日本放送の南部志穂アナウンサー
毎日放送の松本麻衣子アナウンサー
毎日放送の松本麻衣子アナウンサー

審査員の先生

文部科学大臣奨励賞の選考会は、小・中学校の声楽部門、小学校の器楽部門、中学校の器楽部門の3会場に分かれて審査が行われました。各会場7名の先生方が審査を担当してくださいました。

小・中学校声楽部門・・・飯沼信義先生(作曲)、黒川武先生(音楽教育)、越賀理恵先生(声楽家)、清水喜承先生(声楽家)、高須一先生(文部科学省)、田島好一先生(声楽家)、早瀬一洋先生(声楽家)

小学校器楽部門・・・岡本仁先生(指揮者)、大熊信彦先生(文部科学省)、栗本洋子先生(作曲家)、鈴木寛先生(音楽教育)、田中利光先生(作曲)、似鳥健彦先生(オーボエ)、吉田太美男先生(トランペット)

中学校器楽部門・・・有賀誠門先生(リズミスト)、小森昭宏先生(作曲)、清水和高先生(フルート)、中島良史先生(作曲)、中塚良昭先生(ヴィオラ)、峯岸創先生(音楽教育)、渡部勝彦先生(指揮者)


田島 好一先生
田島 好一先生(小・中学校の声楽部門)から
厳しい審査を経て代表として最終選考会に出場された、重唱・合唱ともさすがに素晴らしい演奏でした。音楽的な表現は各校とも申し分ないのですが、一寸したハーモニー、バランスのずれや高音に多少不安を感じさせる所もありました。ただ全体的には例年以上に充実しており、我々審査員にとりましても大変苦労した選考会でした。

吉田 太美男先
吉田 太美男先生(小学校の器楽部門)から
ありきたりではありますが、さすが全国大会。どのアンサンブルを聴いても、大人顔負け、いやそれ以上の演奏ばかり。審査ではなく、音楽を楽しむという感覚で聴かせていただきました。まずは出演全団体にはヴラボー!!を送ります。当然、楽しい事ばかりではなく、辛いこともたくさんあったのでしょうが、ここまで人を楽しく幸せにしてくれる音楽を小学生で実際に演奏されたのです。一生この様な音楽を楽しんでください。
特に印象深かったのは、小学校・重奏の金管合奏。フィレンツエマーチを見事に演奏。私、昨日までザルツブルクにいましたが、そこで聴いたプロのバンドと同質の音色とビート感だったのに驚きました。コンクールなので一般的な音色でクセのない感じが有利ですが、ヨーロッパの人々にとっては、とても自然な演奏として楽しめたはずです。また、器楽合奏でベートーヴェンの「田園」を演奏する等、編成は違っても素晴らしい音楽性に感動しました。

有賀 誠門先生(中学校の器楽部門)から
「音楽の響き」が全体に響き渡っており、審査員の先生方の笑顔が印象的でした。子供たちが音楽に奉仕している姿は、何にもかえがたい尊い姿で観音様(音を観る)の様に輝いています。
全部門、音楽表現はすばらしく非常に高度なものでした。特に管楽合奏部門はリズム、響き(すべての楽器が響きあい)音楽するエッセンスが統一されていて、耳にもやさしく、いや心に響き音楽のもつエネルギーに満ちあふれ、順位をつける意味を超えていました。感謝、そして合掌。
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