ニュースの視点

ニュースの視点 毎週(火)〜(木) 午後3:00〜4:00 再放送 同日午後9:00〜10:00

事件・事故や政局、環境や教育問題、経済の動向から国際政治まで・・・。限られた時間では、伝えきれない事実や真実、捉え方があります。「ニュースの視点」では、時事問題の中から毎日一つのテーマを絞り、時にはゲストや専門家を招いたり、現場から生中継を繋いだり、ニュースバードのキャスターが、政治部、経済部、社会部、海外特派員などの現役記者や解説委員と共に、ニュースの本質に迫ります。

2017年07月27日放送

#2513「安田菜津紀 イラク取材報告」

ゲスト:フォトジャーナリスト 安田菜津紀さん
キャスター:尾島沙緒里

【テーマ】
イラクのアバディ首相は、今月、第2の都市「モスル」を「イスラム国」から奪還し、勝利宣言をしました。しかし、現地では、いまだ散発的な戦闘が続いています。現地の状況や、困難に直面する避難民の声などを、モスル解放直後のイラクを取材したフォトジャーナリストの安田菜津紀さんに伺います。

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2017年07月20日放送

#2512「働き方改革に逆行?高度プロフェッショナル制度」

ゲスト:社会保険労務士 榊裕葵さん
キャスター:金井憧れ

【テーマ】
所得の高い一部の専門職を対象に、労働時間の規制や残業代の支払い対象から外す「高度プロフェッショナル制度」。仕事の生産性向上などが見込まれる一方で、長時間労働やサービス残業の増加につながるのではとの見方も。制度導入による影響や働き方の変化について考えます。

【放送後記】
労働時間でなく、成果で報酬を決める「高度プロフェッショナル制度」。
労働時間の規制を外すことで、残業や深夜・休日の割増賃金は支払われません。企業側にとっては仕事の生産性が上がり、労働者側にとっても「どうして仕事が遅い○○さんの方が残業代で給与が多くなるのだろう」というモヤモヤもなくなります。
とはいっても、やはり成果の判断の仕方は難しいですよね。分かりやすい成果が出れば良いのですが、客観的な判断材料がなく「お手盛り」で判断するケースが出れば、やはり不公平感を持つ人が出るように思います。
それにしても日本人の生産性が主要先進7カ国で最も低いというのには驚きました。朝の満員電車を思い出すと、少し悲しい気持ちになります。労働者の健康を第一に考えた制度ができ、少しでも生産性をあげて働き、見合った給与が支払われるよう、今後の法改正に注視していく必要があると思いました。
(金井憧れ)

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2017年07月19日放送

#2511「女性の議員が増えると、こんないいことがある」

ゲスト:上智大学法学部 三浦まり教授
キャスター:上野愛奈

【テーマ】
「9.3%」。この数字は日本の衆議院の女性議員の割合です。
そして「164位」。これは、この世界の女性議員比率ランキングにおける日本の順位です。
この状況をどのように感じるでしょうか。
“議員の女性比率は民主主義のバロメーターである”
今、日本の民主主義の質が問われています。
「ジェンダーと政治」などがご専門の、上智大学の三浦まり教授とともに考えます。

【放送後記】
世界の女性国会議員比率ランキングで日本は、なんと193の国と地域のうち、164位。
しかし、今月初めに行われた都議会議員選挙では、候補者の25%が女性で、改選前の女性議員の割合が19%だったのに対して、今回当選した女性議員の割合は28%となるなど大健闘を見せました。
上智大・三浦まり教授によれば、女性が普通に振る舞える環境をつくるためには3割を超えることができるかが一つのボーダーラインになるといいます。今回のニュースの視点では、女性議員の現状と女性議員を増やすことの意味について考えました。
男性より女性が議員になりにくい要因として、子育てとの両立などに加え、「女性のくせに」といった、男性議員や有権者からの性差別を受けることが挙げられます。三浦教授いわく、女性議員の比率は民主主義のバロメーターであり、女性議員が少ないということは男女半数ずつ存在する社会において「幅広い参加」とは言えず、民主主義の危機と言えるとのことでした。
これまで、男女共同参画社会基本法、ストーカー規制法、DV防止法などの制定には、女性議員の数に加え、女性議員が法案制定に向けて重要なポジションに就いていたことが大きく関係してきたことからも、女性議員数を増やすことはもちろん、有権者を含めた意識改革の必要性を感じました。
(上野愛奈)

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2017年07月18日放送

#2510「ヒアリの生態」

ゲスト:東京農業大学 長島孝行 教授
キャスター:尾島沙緒里

【テーマ】
今年5月、強い毒をもつ南米原産のアリ「ヒアリ」が兵庫県の神戸港で見つかり、その後、全国各地で発見情報が相次いでいます。その「ヒアリ」の危険性や「特定外来生物」が環境に与える影響などを考えます。

【放送後記】
危険性ばかりがクローズアップされているヒアリですが、今回は、あえて「ヒアリはそれほど危険ではない」という面から放送を行いました。東京農業大学・長島孝行教授によりますと、ヒアリは「殺人アリ」というほど危険ではないという事でした。
環境省も「アメリカで年間約100人がヒアリに刺されて死亡している」としたHPの表記について、不正確なおそれがあるとして削除しました。次に“渋滞を起こさないアリの行列に倣い、そのシステムを高速道路へ導入”など、その習性を人間の生活に役立てる研究も進んでいるそうです。
グローバル化が進むいま、外来生物の侵入は避けられません。事実、日本にも過去に外来生物が侵入し定着してしまった例があります。時代の変化に合わせて、他の生物との付き合い方をもう一度考えなければならないのかもしれません。
(尾島沙緒里)

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2017年07月06日放送

#2509「今年の映画を振り返る」

ゲスト:アナウンサー 宮内鎮雄さん
解説 :「報道特集」金平茂紀キャスター
キャスター:上野愛奈

【テーマ】
2017年もあっという間に半分が過ぎ、エンタテインメント、社会派、ドキュメンタリー・・・様々な映画が公開されました。1月から6月に公開された作品について、昨年末に引き続き、アナウンサーで年間600本もの作品を鑑賞するという映画通・宮内鎮雄さんと、「報道特集」の金平茂紀キャスターに聞きました。

【放送後記】社会派ものからエンタテインメント性の強いものまで、多様なジャンルの作品をご紹介いただきましたが、ドキュメンタリー映画は個人的に気になるものが多くありました。金平さんお薦めの「人生フルーツ」は、テレビ・ドキュメンタリーの映画化ですが、番組で触れたこの夏公開の「米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー」も、「報道の魂」で放送したドキュメンタリーを映画化したものです。
お二人が挙げた映画は、私も含め、それぞれが事前に観ていたこともあって、スタジオでの話は盛り上がりました。2017年もあと半年。もっともっと映画館に足を運びたいと思います。
(上野愛奈)

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2017年07月04日放送

#2508「東京都議選 小池知事支持勢力が過半数獲得」

ゲスト:法政大学大学院 白鳥浩教授
キャスター:尾島沙緒里

【テーマ】
7月2日に投開票が行われた「東京都議会議員選挙」は、
小池知事が率いる「都民ファーストの会」が、49議席を獲得し
追加公認した無所属を含めると55議席となり、第一党となりました。
一方、自民党は選挙前の57から半分以下の23議席へと大幅に減らし
歴史的な惨敗を喫しました。
今回の結果は、今後の都政や国政に どのような影響を与えるのでしょうか。

【放送後記】
今回の都議選の結果は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックや、安倍首相が掲げる憲法改正日程など、国の政策にも大きな影響を及ぼします。
「都民ファーストの会」は、“風”を味方に、自民党批判票の受け皿となる形で大勝しました。しかし、ただ小池都知事のイエスマンになるのではなく、都民の目線に立って公平にチェックする事が求められます。
野党の役割も同様です。都議会が本当の意味で改革されるのか、注意深く見ていく必要がありそうです。(尾島沙織里)

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