ようやく季節が一歩進み、
秋の味覚や装いが心地よくなってきましたね。
幼稚園の頃からの
“芋栗かぼちゃ好き”としては
たまらない季節の到来です。
先日久しぶりに同期と会うべく、
約半年ぶりに
弾丸で新潟県へ行ってきました。
懐かしさにドキドキしながら向かったのは
新潟観光では定番の長岡市「寺泊」。
「魚のアメ横」と呼ばれるほど賑わいを見せる
海産物市場なのですが
実はここ、入社したての頃に同期と訪れた
思い出の場所でもあります。
あの頃は、まだ初任給をもらう前だったので(笑)
イカ焼きとソフトクリームだけを手に歩いた市場。
「大人になったね?」なんて話しながら
今回はホタテの浜焼きとお寿司をたっぷり堪能しました。
寺泊に向かう道中、
車窓から見えた田んぼはまさに黄金色の絨毯!
この風景を目にして思い出すのは、
新潟の局で勤めていた頃に挑戦した
米作りの経験です。
田植えも稲刈りも、すべて手作業。
田んぼの中を歩くのもままならない状態から始まり、
先輩アナウンサーやスタッフさん、農家さんとともに
一日がかりで収穫作業を終えたときは、
思わず涙が出そうになったのを覚えています。
青空の下で頂いた炊き立てご飯は
あまりに美味しくて
言葉を失いました・・・
そして旅の終わり。
新潟での思い出に浸っていた帰りの新幹線で、
83歳のご婦人と隣の席に。
「塩引き鮭のジャーキー、食べる?」と声をかけてくださり、
煮物のおいしい作り方や世間話で
20分近く楽しくお話しました。
こんな素敵な出会いも旅の醍醐味ですね。