番組ラインナップ

ニュースの視点
事件・事故や政局、環境や教育問題、経済の動向から国際政治まで・・・。
限られた時間では、伝えきれない事実や真実、捉え方があります。

「ニュースの視点」では、時事問題の中から毎日一つのテーマを絞り、
時にはゲストや専門家を招いたり、現場から生中継を繋いだり、
ニュースバードのキャスターが、政治部、経済部、社会部、
海外特派員などの現役記者や解説委員と共に、ニュースの本質に迫ります。

2017年1月26日放送

#2458「人と動物が幸せに暮らせる社会」

ゲスト:神奈川県保健福祉局動物愛護担当課長 和田功二さん 
ゲスト:仮面女子 桜のどかさん
キャスター:平川彩佳

【テーマ】
近年のペット人気などもあり、家庭で動物と一緒に暮らしている方も多いと思います。その可愛さから心に安らぎを与えてくれるペットですが、現状では全国で8万匹もの犬や猫が殺処分されています。私たち人間と動物たちが幸せに暮らせる社会を作るにはどうしたら良いのでしょうか。

【放送後記】
犬や猫の殺処分問題。私も幼い頃から実家で犬を飼っています。ずっと愛情を持って育てていることもあり、自分のペットを捨ててしまう飼い主の気持ちが理解できないし、また、そんなことをする人に対して憤りも感じます。私も実家で犬を飼う前は、ちゃんと世話を出来るか家族で話し合って飼いましたが、そうではなく、ただ欲しいだけで深く考えず簡単にペットを家で買おうとする人がいるのだということにも驚きました。犬や猫は、人間と同じように命を持って生きているので、もっと大切に思う人が増えればいいなと感じました。(平川彩佳)
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2017年1月24日放送

#2456「トランプ大統領と世界の行方〜外交・安全保障について」

ゲスト:拓殖大学海外事情研究所所長 川上高司 教授
キャスター:尾島沙緒里

【テーマ】
2017年1月20日、ドナルド・トランプ氏がアメリカの第45代大統領に就任。トランプ新大統領は、就任演説で改めて「アメリカ第一主義」を宣言した後、TPP=環太平洋連携協定の脱退とNAFTA=北米自由貿易協定の再交渉を早々に表明し、23日にはTPP離脱の大統領令に署名するなどその一挙一動に世界が翻弄されている。オバマ政権の「国際協調」から「米国第一主義」へと大きく舵を切ったアメリカの、特に外交と安全保障について考えた。

【放送後記】
20日、ドナルド・トランプ氏がアメリカ大統領に就任しました。今までの価値観が通用しないトランプ大統領に対し、日本は関係作りに奔走しています。トランプ大統領の著書に『The Art of the Deal』があります。川上教授によると、トランプ大統領が価値を置くのは、従来のアメリカ大統領らが重視してきたような”自由民主主義”や”正義”などではなく、”いかに大きい交渉をして、大きい利益を受けるか”だそうです。今後のアメリカの外交でこの”取引”の相手となるのが中国で、トランプ大統領にとって日本は中国と取引をする上でのカードに過ぎないといいます。アメリカと中国の接近を止めないと日本は孤立する可能性があり、日米同盟が中国の取引に使えると、トランプ大統領に確信させる事が非常に重要だそうです。いかに経済面でトランプ大統領を懐柔しながら、日本に有益な外交関係を築けるか、政府の腕の見せ所になりそうですね。2月開催に向け調整が進む日米首脳会談、どんな成果が出るのかに注目したいと思います。(尾島沙緒里)
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2017年1月19日放送

#2455「トルコのシリア難民ルポ」

ゲスト:フォトジャーナリスト 久保田弘信さん
キャスター:樋田かおり

【テーマ】
アサド政権と反体制派の内戦が続くシリア。現在、紛争でシリアから逃げてきた難民の半数以上を受け入れているのがトルコだ。停戦が合意されたかと思えばまた戦闘が再開され、まったく先行きの読めない状況の中で、シリアから逃げてきた難民はいま、何を思うのか。現地で直接、難民支援に携わるNGOの活動をフォトジャーナリストの久保田氏が取材した。

【放送後記】
難民取材のためシリアの国境付近にもたびたび行かれているフォトジャーナリストの久保田さん。現地で撮影した映像をもとに、難民の現状やその素顔についてお話していただきました。過酷な現状で生きるために逃げて家族を守りながら暮らしていく難民の姿に、見ていて心苦しくなる部分も。その中で難民を支援するNGO、AARには日本人の姿もあり、国境を越えて人を助ける活動をしている姿に、衝撃を受けました。「いつかは帰りたいと思っている難民のためにできることは現状を伝えること」という久保田さんの言葉も印象的でした。内戦が長引かないことを祈るばかりです。(樋田かおり)
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2017年1月18日放送

#2454「酉年、魅力の鳥列車で地方活性〜変わりゆくローカル線」

ゲスト:鉄道ジャーナリスト 梅原 淳さん
キャスター:尾島沙緒里

【テーマ】
今年は酉年。つばめ、はやぶさ、ときなど、昔から列車には鳥の名前がよくつけられてきました。速さの象徴である鳥が、列車の名前になりやすかったようです。全国には魅力的な“鳥列車”が沢山ある一方、少子高齢化やモータリゼーションの進展などに伴い鉄道利用者が減少、「ローカル線」では約4分の3の事業者が赤字となっています。赤字路線脱却を目指す「ローカル線」の様々な取り組みをお伝えします。

【放送後記】
少子高齢化や自動車の普及に伴い、ローカル線の事業者は4分の3が赤字となっています。各社生き残りをかけて、様々な工夫を凝らしたり、地元自治体に負担を求めたりしていますが、黒字まで持っていくのはなかなか難しいようです。梅原さんによると、この先ローカル線が生き残る道は、?「比較的大きな都市を結ぶ路線」か?「観光目的の列車」になるだろうという事でした。可能な限り地元民の足を残していくとともに、電車がなくなった後も、バスや自動運転車などの代替手段を確保できるか注視しなければなりません。また、「中央リニア新幹線」については、会社の経営的には数年で十分利益が出るということでした。しかし、人口減少が進む中で将来にわたって大規模な工事に見合う利用が見込めるのか、私たち一般市民の視点からも考えていくべきだと思いました。(尾島沙緒里)
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2017年1月17日放送

#2453「成年年齢18歳に引き下げか」

ゲスト:日本女子大学 細川幸一 教授
ゲスト:斎藤義房 弁護士
キャスター:菊野理沙

【テーマ】
政府は早くて2017年1月から始まる通常国会に「成年年齢を20歳から18歳に引き下げる」民法の改正案を提出する見通しとなっている。成年年齢が18歳に引き下げられた場合、どんな影響があるのか。年齢の引き下げが話題になることの多い「少年法」と合わせて考える。

【放送後記】
成年年齢の引き下げについて、議論が始まっています。現行の20歳以上を18歳以上に引き下げようという案が有力ですが、近年引き下げられた例として記憶に新しいのが「選挙権」です。昨年の参院選では各政党も若者向けの政策をアピールするなど、選挙権を得た若者当人たちの周りでも大きな動きがありました。しかし、今回の成年年齢の引き下げについては関係団体や一般の方の意見によると「引き下げることで支障が生じる」が大半を占めています。ゲストでお越しいただいたお二人も今のままの環境や制度で、成年年齢を引き下げることには反対だとの主張でした。民法の成年年齢を引き下げると、消費者問題が増える懸念があり、少年法の年齢にも影響が出ます。日々の暮らしを見ても賃貸契約やお酒・たばこなど多岐に渡って議論がなされなければならず、現段階で年齢を引き下げるにはまだ準備不足だということです。未成年を守る法律や制度は思った以上に多く、保護の傘を外すためにも前段階の教育や指導は不可欠です。「大人になる」のは誰しもが通る道なので、きちんとした地ならしを経なければならないと感じました。(菊野理沙)
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2017年1月12日放送

#2452「停戦発効 シリア内戦」

ゲスト:敬愛大学 国際学部 水口章教授
キャスター:菊野理沙

【テーマ】
シリア内戦をめぐり去年の暮れ、大きな動きがあった。それは「アサド政権による北部の都市・アレッポ制圧」「シリア全土でのシリア政府と反体制派との停戦発効」今回の停戦合意は、ロシア国防省がトルコの仲介でシリアの穏健な反体制派指導者との交渉を行い、アメリカ抜きで進められている。劣勢と言われていたアサド政権軍がアレッポを制圧できた要因や背景、これまで幾度も崩壊してきた停戦合意に至ったロシア・トルコの狙いとは。

【放送後記】
今回の合意が過去と異なるのは、仲介したのがロシアとトルコでアメリカ抜きで協議が進められた点です。ロシアとトルコに加えてイランにとって、中東地域におけるアメリカの影響力を低下させたいという共通の思惑がありました。しかし深く探っていくと、その一言だけでは片付けられない目的が各国にはあります。仲介した国々は必ずしも同じ方向を向いているわけではないようです。「シリア内戦の合意」という大きなタイトルの裏には、シリアを舞台とした各国の国益をかけた戦いがあることを痛感しました。抱える問題が多い中、まずはシリアに住む一般市民の命を守るために合意の着実な履行が当面の課題と言えそうです。(菊野理沙)
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2017年1月11日放送

#2451「どうなる!?日本経済2017」

ゲスト:ニッセイ基礎研究所チーフ株式ストラテジスト 井出真吾さん
キャスター:佐藤友香

【テーマ】
安倍首相が年初の会見で強調したのは、今年も「経済最優先」。まもなく誕生する「トランプ政権」に、イギリスのEU離脱・・・国際情勢が不透明さを増す中、アベノミクス5年目の今年こそ、デフレ脱却はできるのだろうか。2016年を振り返るとともに、ことし1年の日本経済の行方を展望する。

【放送後記】
ゲスト曰く、英国Brexitやトランプ当選など「びっくりぽん」な一年だった2016年。そして2017年世界経済のリスク要因は世界中に散らばり、どこで何が起きてもおかしくない一年になりそうだということがよくわかりました。日経平均株価予想に世界情勢の分析が大きく関わるようになったのはここ20年くらいとのこと。それ以前は国内で完結することが多かったとのことに驚きましたが、それだけグローバリゼーションが進み、日本経済も世界情勢のリスクにさらされるエクスポージャーが拡大しました。それ故に益々、日本人が国際社会の一員として世界を知ることが求められるのだと思いました。(佐藤友香)
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2017年1月10日放送

♯2450「仮想通貨普及の兆しと展望」

ゲスト:国立情報学研究所 岡田仁志 准教授
キャスター:佐藤友香

【テーマ】
ここ数年で認知度が一気に高まった「仮想通貨」。多くの人にはまだ馴染みが薄く、薄気味悪い印象さえ持つ人もいるのでは?一方、法改正で今年春から仮想通貨は「モノ」から「財産的価値」を持つものとなり、決済手段として認められることになった。仮想通貨はいずれ身近のものとなるのか?

【放送後記】
「仮想通貨」や「フィンテック」といった言葉が世間を賑わせ、少し前までは「あやしい」印象さえあったことが今では嘘のように、明るいビジネスチャンスの代名詞の如く取り上げられています。ゲストと話す中で、そんなポジティブなことばかりではない、ということが透けて見えてきました。広く汎用性の高いものになるように敢えて匿名で新技術を公表し、アメリカドルという基軸通貨の地位を揺るがせることに挑んでいるようにも見える「仮想通貨」。人類社会にとってまだ揺ぎないものにはなっておらず、根付くかどうかまだまだ道半ばなものであるというゲストの言葉が印象的でした。(佐藤友香)
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