番組ラインナップ

ニュースの視点
事件・事故や政局、環境や教育問題、経済の動向から国際政治まで・・・。
限られた時間では、伝えきれない事実や真実、捉え方があります。

「ニュースの視点」では、時事問題の中から毎日一つのテーマを絞り、
時にはゲストや専門家を招いたり、現場から生中継を繋いだり、
ニュースバードのキャスターが、政治部、経済部、社会部、
海外特派員などの現役記者や解説委員と共に、ニュースの本質に迫ります。

2016年11月21日放送

#2435「介護に外国人〜介護現場の今と未来」

ゲスト:淑徳大学 結城康博 教授
キャスター:菊野理沙

【テーマ】
外国人が日本で介護福祉士として就労することを全面的に解禁、介護現場に外国人技能実習生を受け入れ可能にする法案が成立した。人材不足が問題となる介護職だが、外国人の介護分野への参加はその解決策となるのか?外国人介護士の拡充とその課題について考える。

【放送後記】
介護人材不足が叫ばれる中、2025年には団塊の世代が後期高齢者となるため、より一層の質的、量的なサービスが求められます。そんな中今回成立した改正入管法と外国人技能実習適正化法。外国人労働力でその不足分を補おうという目的もあるものの、結城先生は「外国人の労働力は、カードにはなっても切り札にはならない」と話します。研修をするのにもコストがかかりますし、人権の問題やストレスなど日本人以上にケアが必要な部分もありますし、今後の超高齢社会においては外国人の労働力が入ってきたとしてもそれだけでは足りないということでした。すでに働いている日本人の負担についても考えなければならない側面もあります、新たな労働力の流入とはすなわち国内の労働力の不足という問題を呈しているということを忘れてはならないのではないでしょうか。国内の労働力の底上げに加えて、プラスアルファとしての外国人介護士であり、国籍に限らず介護人材の獲得・育成に向けた制度設計が引き続き必要であることは間違いないようです。(菊野理沙)
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2016年11月17日放送

#2434「銀河の“国勢調査”とバーチャル宇宙空間」

ゲスト:TBS報道局 齋藤泉 解説委員
キャスター:樺島彩

【テーマ】
満月が1年で最も地球に近づく「スーパームーン」の観測、「ひまわり9号」を載せたH2Aロケットが打ち上げられ予定軌道に入るなど、宇宙と私たちを結ぶ話題が続き関心が高まる中、日本の国立天文台が進めている最新の天体観測事情を取り上げた(11月上旬時点)。以前に「すばる望遠鏡」を取り上げてから約3年、最新のカメラ「ハイパー・シュプリーム・カム」で進められる銀河の"国勢調査”は天文学的数の星を捉えていました。

【放送後記】
今回は日本の国立天文台が進めている天体観測についてお伝えしました。宇宙を捉える観測機器は年々進化していて、観測できる範囲が広がるなど、研究もどんどん進んでいるそうです。それはもちろん世界中の技術が集結してのことなのですが、観測機器の開発などで日本も大きく貢献しています。とても誇らしく嬉しいことですね。また、そんな果てしない宇宙を「VR(バーチャル・リアリティ)」で体験できるイベントを国立天文台が行っていることを紹介しました。VRの機器を使うだけで、まるで宇宙にいるような感覚が味わえるそうで、私も体験してみたくなりました。空気が澄んで夜空が綺麗なこの季節、是非この機会に宇宙に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。(樺島彩)
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2016年11月16日放送

#2433「フード・アクション・ニッポン」

ゲスト:農林水産省 井上宏司食料産業局長
ゲスト:株式会社三越伊勢丹ホールディングス 大西洋代表取締役社長
ゲスト:株式会社島ごころ 奥本隆三代表取締役社長
キャスター:佐藤友香

【テーマ】
10月、各地域の食材や食文化を活かした1000を超える品々から最終賞として10品を選ぶ「フード・アクション・ニッポン アワード2016」という食のイベントが開催された。年々注目が集まっている日本の“食文化”。行政と民間が一体となって行われたこのイベントの意図とは?主催者、審査員、出品者、それぞれの立場から日本の食について語ってもらった

【放送後記】
世界から注目を集める日本の食文化。私がロンドンで働いていた2013年頃、寿司のテイクアウト店や回転寿司店を繁華街で数ブロックに一軒、というほど多く目にしました。また、開店したばかりの豚骨ラーメン屋さんには行列ができ、高級日本料理店が出店されるやいなや大きな話題に。今回、お話頂いたゲストのお三方は情熱を持って日本の食や製品を海外にも発信していこうとされています。素晴らしい情熱や商品のストーリーを外国人に伝えることで商品の価値が高まるとも仰っていました。その為に、元来“シャイ”とされる日本人ですが、一人一人のプレゼン力を底上げする時期だということも感じました。(佐藤友香)
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2016年11月15日放送

#2432「下水道インフラの老朽化」

ゲスト :下水道広報プラットホーム 山田秀人 企画運営委員
キャスター:平川彩佳

【テーマ】
下水道に起因される道路の陥没事故は毎年3000件を越える。管の耐用年数が越えているにも関わらず対策が遅れている理由とは。

【放送後記】
全国各地で橋やトンネルなどのインフラの老朽化が起きているというニュースが報道されているのを目にしていましたが、下水道も老朽化しているということに気づいていませんでした。下水道は、地下を通っているので目に見えなかったため考えたことがありませんでしたが、今回は、山田さんに下水道の基本的な知識から老朽化していく中で起こるかもしれない事故への対策まで教えてもらい、今まで以上に下水道の仕組みや大切さについて考えられたよい機会となりました。下水道だけでなく、水道、電気、ガス、通信など私たちの生活に欠かせないライフライン全体についても同じことが言えると思うので、今後、それらがどの様に対策をされていくのか注目したいです。(平川彩佳)
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2016年11月14日放送

#2431「プーチン大統領 訪日まで1か月」

ゲスト:防衛省防衛研究所 兵頭慎治 地域研究部長
キャスター:岸田彩加

【テーマ】
安倍首相とロシア・プーチン大統領が12月15日に山口県で開催する首脳会談まで1か月あまり。経済協力を進め信頼関係を築きながら北方領土問題の解決への糸口を見出したい日本だが、日ロ間での駆け引きが続いている。アメリカの次期大統領トランプ氏が日ロ関係に与える影響や経済協力に温度差が見える日ロの思惑、ロシア側からの北方領土に関する発言の意図や狙いなどについて聞いた。

【放送後記】
アメリカ次期大統領にトランプ氏になったことで日ロ関係への影響について知ることができ、とても興味深かったです。日ロ関係で最も注目されるのは“北方領土問題”。北海道で生まれ育った私は、小学校の頃から北方4島の島名を漢字で書く練習をするなど、この問題は、とても身近に存在していました。「進まない進まない」と言われ続けてきた問題が、交渉のスタートラインに立つところまで来たことにとてもすごい事だと感じました。放送の翌日には、経済協力で重要な役割を果たしてきたロシア経済発展大臣が収賄容疑で拘束されるなど日々、目の離せないニュースだと感じています。(岸田彩加)
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2016年11月10日放送

#2430「米・次期大統領にトランプ氏」

ゲスト:拓殖大学海外事情研究所所長 川上高司 教授
キャスター:菊野理沙

【テーマ】
アメリカの新たなリーダーを決める大統領選挙は、メディアなどの「クリントン氏優勢」との見方を覆して共和党のドナルド・トランプ氏が勝利。来年1月には正式に大統領に就任する見込みとなった。史上稀に見る接戦となった大統領選を振り返り、今後の日米関係について考えてた。

【放送後記】
大方の予測を覆しドナルド・トランプ氏が勝利したアメリカ大統領選挙から一夜。政治経験のないトランプ氏はこれからパイプや具体的な政策などを一から作っていくことになります。しかしロシアや中国はこの結果に歓迎ムード。川上教授によれば、トランプ氏を仲介役に、日ロ関係にも進展が期待できるとのことでした。またTPPに反対しているアメリカに対し、日本はTPP関連法案を可決する見通しです(11月10日現在)。一見矛盾しているようにも見えますが、ピンチはチャンスにもなるとのこと。ここで日本が関連国のなかでイニシアチブをとれるようになれば流れは変わるとも教えていただきました。トランプ候補もクリントン候補も一進一退の大接戦。アメリカを二分するほど拮抗したことで、選挙後の協力は必須です。ねじれは解消されたものの党内の不協和音を消すことはできるのか、奔放な発言に実行性はあるのか、世界中の注目が集まっています。(菊野理沙)
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2016年11月8日放送

#2429「投票直前!どうなる米大統領選」

解説:「報道特集」キャスター 金平茂紀
ゲスト:NY在住ジャーナリスト 青木富貴子さん
キャスター:菊野理沙

【テーマ】
アメリカ合衆国の第45代大統領を決める大統領選挙の投票が、いよいよ現地時間の11月8日午前から始まります。アメリカ史上初の女性大統領を目指すヒラリー・クリントン候補と、その型破りな発言で支持を集めてきた大富豪ドナルド・トランプ候補。最終盤になっても大接戦の様相となっています。番組では大統領選の最終情勢や、トランプ旋風はなぜ巻き起こったのか、そして大統領選後にアメリカ政治や日米関係はどうなるのかについて、コロンビア大学名誉教授のジェラルド・カーティス氏のインタビューを中心に、NY支局と中継をつなぎお伝えしました。

【放送後記】
第45代アメリカ大統領選挙は最終盤になっても大接戦の様相を呈しています。NY支局と中継を結んでお話を伺いましたが、これまでの選挙のようなお祭りムードは影を潜め、街は熱狂にはほど遠い雰囲気だとのこと。候補者同士はネガティブキャンペーンに終始し、党内分裂の危機も囁かれました。過激な発言で注目を集めるトランプ氏が支持を集める「トランプ旋風」はどこまで吹き荒れるのか、注目です。(菊野理沙)
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2016年11月7日放送

#2428「“拡大”西之島〜新たな生態系〜」

ゲスト:森林総合研究所 川上和人 主任研究員
キャスター:平川彩佳

【テーマ】
噴火活動によって拡大した小笠原諸島の西之島。2013年に始まった噴火で陸地が溶岩に覆われ、生き物のほとんどが消失したことから、生態系や土壌がゼロから作られていく過程を観察できる貴重な機会として注目されている。調査チームのメンバーとして西之島に上陸、調査を行った森林総合研究所の川上和人さんに、西之島の今と新たに生まれる生態系について話を聞いた。
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2016年11月2日放送

#2427「米大統領選挙まで1週間」

ゲスト:明治大学 海野素央 教授
キャスター:尾島沙緒里

【テーマ】
アメリカの新しい指導者を選ぶ大統領選挙が、現地時間の11月8日に行われる。勝つのは女性初の大統領をめざす民主党のクリントン氏か。それとも、過激な発言でアメリカの抱える不満を代弁してきた共和党のトランプ氏か。投票日直前、研究の一環でクリントン陣営の選挙ボランティアとして活動し、現地で市民の声を直接聴いてきた明治大学の海野教授に、最新情勢と今後の見通しを聴く。

【放送後記】
最新の支持率ではトランプ候補がクリントン候補を逆転しているものもでてくるなど、波乱が予想されるアメリカ大統領選挙。海野先生によると、最近の世論調査は外れることが多い上に、差別的な発言を繰り返すトランプ候補を大っぴらには支持しない「隠れトランプ派」が存在することから、情勢は読み辛いということでした。投票日までおよそ1週間となりましたが、こういった中で、クリントン・トランプ両陣営とも最後まで気が抜けない状況にあると思います。アメリカ社会を分断しながらも燻る不満を捕らえたトランプ氏か、対抗して国民の団結を呼びかけるクリントン氏か、結果が出るのは日本時間の11月9日。今後の日米関係にも影響を与えるであろう今回のアメリカ大統領選挙、注目したいと思います。(尾島沙緒里)
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2016年11月1日放送

#2426「ドゥテルテ・フィーバーとフィリピン外交の行方」

ゲスト:アジア経済研究所地域研究センター 川中豪 次長
キャスター:菊野理沙

【テーマ】
10月末に来日した、フィリピンのドゥテルテ大統領。まるでハリウッドスターのような歓迎を受け、一挙手・一投足に、日本メディアも注目した。過激な発言で世間を騒がせながらも、支持率なんと76%。なぜドゥテルテ大統領が人気を集めているのか、そして、フィリピンの外交の行方についてアジア経済研究所 地域研究センターの川中豪 次長に聞く。

【放送後記】
来日時には日本でもフィーバーを巻き起こしたドゥテルテ大統領。過激な発言ばかりが取り上げられていますが、フィリピン国内ではそのリーダーシップに支持が集まっています。中国訪問の際には南シナ海問題の棚上げを宣言し、一方では日本とも南シナ海問題を平和的に解決することの重要性を確認しました。その結果、日中両国から経済支援を取り付けることに成功するなど仲裁裁判所の判決を切り札に、うまく支援を引き出しています。番組の中で、ドゥテルテ大統領は市長出身ということで国際的な交渉にはこれから慣れが必要だと伺いましたし、反米発言にも火種が残っている状態です。国内世論は味方につけている現在ですが、今後は奇抜な発言だけでなくその外交手腕にも注目が集まりそうです。(菊野理沙)
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