番組ラインナップ

ニュースの視点
事件・事故や政局、環境や教育問題、経済の動向から国際政治まで・・・。
限られた時間では、伝えきれない事実や真実、捉え方があります。

「ニュースの視点」では、時事問題の中から毎日一つのテーマを絞り、
時にはゲストや専門家を招いたり、現場から生中継を繋いだり、
ニュースバードのキャスターが、政治部、経済部、社会部、
海外特派員などの現役記者や解説委員と共に、ニュースの本質に迫ります。

2016年6月15日放送

#2360「EU残留か離脱か イギリス国民投票」

ゲスト:東京外国語大学 若松邦弘教授
キャスター:佐藤友香

【テーマ】
今月23日、結果によっては国際情勢にも大きな影響を与えかねない国民投票が、イギリスで行われる。EU=ヨーロッパ連合を離脱するか否かを、決めるのだ。外から見ればデメリットが大きいように思われるEU離脱だが、世論調査では現状、残留派・離脱派、勢力は拮抗していてどちらに転ぶか全くわからない。離脱派はなぜEUを出たいと考えているのか、国民性や社会情勢など複雑なその背景を読み解く。

【放送後記】
「Brexit」=イギリスのEU離脱を支持する層、つまり改革を求めている人々は、比較的地方在住・高齢・低所得者層が多いとの先生の解説に、今のアメリカ情勢と重なると思いました。その層は、トランプ大統領候補の支持層と重なる部分があるからです。数年前までロンドンで生活していた私ですが、当時自分自身が「外国人」だと感じることは比較的少なかったです。イギリスが日本と同じ島国でありながら、異文化や異人種を、人によって程度の差はあれ、当然のように受け入れ、大国としての責任を果たしている姿勢に尊敬の念を抱いてきました。移民に対する個人的な感情が世論を形成しているのではないかとの解説でしたが、果たして23日の国民投票でイギリス国民がどのような判断を下すのか。冷静な判断が望まれます。(佐藤友香)
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2016年6月14日放送

#2359「各地で梅雨入り 今年の夏の天気」

解説:中村美公 気象予報士
キャスター:平川彩佳

【テーマ】
今年は2014年に発生したエルニーニョ現象が終息し、代わって夏の間ラニーニャ現象が発生し、秋にかけて続く可能性が高いといいます。日本への影響はどうなるのか。気象予報士の中村さんに今年の夏の天気の傾向を聞いた。

【放送後記】
近年、エルニーニョ現象などの影響で台風が多かったり気温が高かったりと天候がいつもと違うと感じていました。去年は、毎週のように台風が発生したり、初夏の気温が高いというイメージがありましたが、今年は、どうなるのだろうと感じていたところ、今回のニュースの視点でラニーニャ現象が起き始めているということが分かりました。昨年は、エルニーニョでこれまでと違う天候だったと感じたので、ラニーニャだとどうなってしまうのだろうと不安です。今年の夏は、例年に比べて降水量が多く気温も上がるということで災害もおきやすくなるかも知れません。情報をチェックして、しっかりと対策をしたいと思います。(平川彩佳)
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2016年6月9日放送

#2358「大接戦 ペルー大統領選の行方」

ゲスト:筑波大学人文社会系 遅野井茂雄 教授
電話:ロサンゼルス支局・星野慎吾 記者
キャスター:岸田彩加

【テーマ】
今月5日に行われた南米ペルーの大統領選挙の決選投票は、開票の最終盤になっても勝敗は決まらず、歴史的な大接戦となっています。当落の判明は週末までずれ込む見通しです。4月に行われた1回目の投票では、2位のクチンスキー氏にほぼ倍近い差を付けていたケイコ・フジモリ氏ですが、今回の決選投票ではクチンスキー氏を追いかける展開となっています。ここまでの大接戦となったのには、どういう理由があるのでしょうか。

【放送後記】
いよいよ、結果がでるまでまもなくとなったペルーの大統領選挙。筑波大学の遅野井さん、取材をしたTBS外信部の星野さんのお話を伺って、日本の選挙との違いに驚きました。ペルーでは、投票すると身分証に投票した印がつき、これがついていないと、就職などにも影響があるそうです。賛否両論あるそうですが、国民の選挙への関心がより高まる手法だなと思いました。今回は、「フジモリ派」、「反フジモリ派」が争点となっていますが、これだけ大接戦になると、惜しくも落選してしまった方がどう動くかも、今後重要になるのではと感じました。もしケイコ氏が落選した場合、次回5年後の選挙でどう頭角を現していくかが注目というお話が印象的で、今回の選挙に限らず、長い目で見て行きたい話題だと思いました。(岸田彩加)
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2016年6月7日放送

#2356「参院選2016〜事実上の選挙戦突入・注目のポイントは?〜」

ゲスト:TBS「調査情報」岩城浩幸 編集長
キャスター:伊波紗友里

【テーマ】
 今月1日、通常国会が閉幕し事実上の選挙戦がスタートした2016年の参議院選挙。安倍首相は閉幕に当たり「消費税10%への増税の再延期」そして「衆参同日選挙の見送り」を表明しました。“政権の通信簿”ともいわれる参院選ですが、実は今回“争点が見えにくい”情勢となっています。「消費増税の再延期」について“国民の信を問う”とした安倍首相に対し、「安保法制・憲法改正」も主要争点だとして選挙戦に走り出した野党。はたしてこれで明確な対決姿勢を国民に示し票につなげることができるのか・・・与野党ともに厳しい戦いが予想されます。選挙戦本番を前に勝敗の行方、その後の政局を分析します。

【放送後記】
来月に投開票が予定されている参議院議員選挙。安倍総理は、「安保・改憲」を前面に出すことなく、「改選議席の与党過半数」を持って、国民の信を問うとしています。以前に比べ安倍総理がトーンダウンしているのは明らかで、今回は「守りの選挙」という印象を強く受けました。 盛り上がりに欠く選挙戦ですが、全国32の一人区すべて野党が共闘して、与党の切り崩しを図るという、これまでではありえない構図となっています。また有権者の若返ることで各政党がどう対応できるのかも注目したいと思います。(伊波紗友里)
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2016年6月6日放送

#2355「18歳選挙権」

ゲスト:NPO法人「YouthCreate」原田謙介 代表
キャスター:槙あやな

【テーマ】
国政選挙では今年7月に行われる参議院議員選挙から選挙権年齢が「20歳以上」から「18歳以上」に引き下げられる。10代が本格的に政治参加することができるようになるが、10代の有権者は今の政治をどう考えているのか、そして注意しなくてはならないこととは。さらに学校の「主権者教育」などの取り組みに必要なことを考える。

【放送後記】
今年の夏の参議院選挙から「選挙権年齢の18歳以上」への引き下げが実施されることとなり、10代の若者たちも一票を投じることができるわけですが、その一票の意味などを学ぶ「主権者教育」が徐々に広がってきていることを、今回改めて知りました。この教育は高校生を中心に行われていますが、実は20代、30代の社会人など、もうすでに選挙権を得ている人たちにとっても、必要な学びなのではないかと思いました。これからの日本の未来を担っていくのは今の若者たちであるからこそ、日本の今を、選挙という機会を通じて考えることが大切なのだと思います。「国民の信を問う」こととなる夏の参議院選挙。「18歳以上」に選挙権が与えられたことによって、どれだけ反映されていくものがあるのかに注目していきたいです。(槙あやな)
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2016年6月2日放送

#2354「新しい管理職像 “イクボス”とは」

ゲスト:三井物産ロジスティクス・パートナーズ社長 NPOコヂカラ・ニッポン代表 NPOファザーリング・ジャパン理事 川島高之さん
キャスター:菊野理沙

【テーマ】
誰もが大切にしたい私生活があります。その私生活も大切にしつつ、しっかりと働き、成果も出せればとてもいいですよね。「イクボス」は部下の私生活とキャリアを応援し、自分もワークライフバランスを満喫しつつ、組織の目標を達成する上司のこと。育児・介護・病気・・・制約を抱えながら働く人が多くなり、誰もが“24時間戦える企業戦士”ではなくなった現代社会において、長時間労働をやめて、生産性をあげるイクボス式マネージメントについて「イクボス」の生みの親、川島高之さんにお話を聞きました。

【放送後記】
「イクボス」とは部下や次世代、ひいては社会を育てる上司のことです。「イクメン」からの発想で育児をする人に優しい上司というだけではなく、職場以外にも居場所を持ち、人間力とワークライフバランスを獲得していく前向きなボスを指します。育児や介護、病気の治療中であったりと、社員が抱える課題は様々です。いつでも・どこでも会社の命令に従えるとは限らない制約人材の方も多くいらっしゃいます。そういった全ての働き手を応援するのがイクボスです。限られた時間の中で成果を出す覚悟を持ち、帰宅後や休日は趣味やプライベートな時間を思い切り満喫する…生活の質を高めるこのイクボスの動きを取り入れる企業も続々と増えてきています。長時間労働の是正に政府も動き出している今日、多様なライフスタイルと生産性の向上を同時に叶えるイクボス的な働き方が主流になる日も近いかもしれません。(菊野理沙)
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2016年6月1日放送

♯2353「北極海航路の実現へ」

ゲスト:中央大学理工学部 鳥海重喜 准教授
キャスター:尾島沙緒里

【テーマ】
今、日本やアジアとヨーロッパを結ぶ新しい海上輸送航路として「北極海航路」に注目が集まってる。これまで厚い氷に覆われていた北極海では温暖化によって氷が減少し、民間の商業用船舶でも通行が可能になっている。北極海航路の最大のメリットは、日本を含むアジアの国々からヨーロッパへの海上輸送の距離を大幅に短縮できること。本格的な実用化に向けて様々課題も指摘される北極海航路だが、その可能性とは?

【放送後記】
輸送コストの縮小や、資源開発、複数の海上輸送ルートを確保することによるリスク分散などが期待される「北極海航路」。日本政府も開発に乗り出していますが、鳥海准教授は「やや出遅れている」という評価でした。中国や韓国は、国が後押しして積極的に資源開発にむけて計画を進めています。北極海航路はまだ航行するための整備が十分に行われていないため、長期的な目線でメリットを探す必要があります。確実に利益をあげる必要がある民間企業が躊躇する分野については、国が支援していく必要があるのではないかと思いました。また、北極海航路を利用するにはロシアと良い関係を築くことも重要です。この北極海航路をきっかけに、関係改善の一歩にも繋がればいいと思いました。(尾島沙緒里)
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