番組ラインナップ

ニュースの視点
事件・事故や政局、環境や教育問題、経済の動向から国際政治まで・・・。
限られた時間では、伝えきれない事実や真実、捉え方があります。

「ニュースの視点」では、時事問題の中から毎日一つのテーマを絞り、
時にはゲストや専門家を招いたり、現場から生中継を繋いだり、
ニュースバードのキャスターが、政治部、経済部、社会部、
海外特派員などの現役記者や解説委員と共に、ニュースの本質に迫ります。

2016年5月19日放送

#2346「フィリピン大統領にドゥテルテ氏〜支持拡大の背景は〜」

ゲスト:名古屋大学大学院 日下渉 准教授
キャスター:尾島沙緒里

【テーマ】
今月9日に投開票が行われたフィリピンの大統領選挙で、南部ミンダナオ島・ダバオ市長のロドリゴ・ドゥテルテ氏が当選を決めました。その過激な発言から「フィリピンのトランプ」とも呼ばれるドゥテルテ氏が、大多数の国民の支持を受けた背景には何があるのか、また今後、内政・外交問題でどのような政権運営を行うのでしょうか。

【放送後記】
フィリピンの大統領選で、当初は泡沫候補とまで言われていたロドリゴ・ドゥテルテ氏が他候補に大差をつけて圧勝しました。過激な発言が注目されていますが、有権者はただドゥテルテ氏の気持ちを煽る言葉に流されたのではなく、「一刻も早く、強い実行力で、犯罪や賄賂で満ちた社会を変えたい」という強い思いを持っていたからこそ、今回の結果が出たのだと感じました。特に印象に残ったのは、政治集会に多くの若者が参加していた点です。候補の演説だけではなく、歌やダンス、市民参加型のクイズ大会など、全員が楽しめる”祭り”のようなイベントだからこそ、多くの人が集まり、高い投票率に繋がっているのだと感じました。日本も、この夏に18歳の若者が初めて参加する参院選が控えています。そうした若者も含め、多くの人が興味を持って投票を楽しめるような選挙になればと思いました。(尾島 沙緒里)
放送内容画像

2016年5月17日放送

#2345「アイランドジャズ アット・ジ・アース・イン・小笠原2016」

ゲスト:サックス・プレイヤー 巽朗氏
ゲスト:SOIL&PIMP SESSIONS 元晴氏
ゲスト:アット・ジ・アースプロジェクト実行委員長 多賀健太郎氏
キャスター:伊波紗友里

【テーマ】
4月に小笠原の父島でジャズフェスティバル「アイランドジャズ アット・ジ・アース・イン・小笠原2016」と名付けられた音楽イベントが開催されました。なぜ遠く離れた離島で音楽イベントを開催することになったのか。そして企画意図は?イベントを手がけた多賀氏。そして出演したアーティスト巽朗氏、元晴氏に話を聞いてみた。

【放送後記】
先月小笠原で開催された音楽イベント「アイランドジャズ アット・ジ・アース・イン・小笠原2016」。イベントを通して島の魅力を発信できる一方、アーティストにも活動の場を提供できるという島にとってもアーティストにとってもメリットがあると企画した。多賀さんは話します。ライブ映像見させて頂きましたが、島の人たちとアーティストが一つになり楽しんでいる様子が印象的でした。今後は小笠原以外にも八丈島などでもイベントを考えているという多賀さん。このイベントをきっかけに、日本中の島の魅力を再発見し自然について考えるきっかけになることを期待しています。(伊波紗友里)
放送内容画像

2016年5月16日放送

#2344「熊本地震〜発生1か月の教訓〜」

解説:TBS解説委員 桶田 敦
キャスター:佐々木 真由美

【テーマ】
最初の地震発生から1か月が経つ熊本地震。止まない揺れの中で未だ1万人以上の被災者が避難生活を送っています。一連の地震では、建物の倒壊被害拡大や、混乱を極めた避難所など様々な問題が浮き彫りになっています。阪神淡路大震災、そして東日本大震災を経て、活かされた教訓があった一方で、活かされなかった教訓は何だったのか?“地震発生1か月の教訓”を考えます。

【放送後記】
想定外の事が発生するのが災害だとよく言われますが、今回の熊本地震では、震度7程度でも倒壊しないと言われている“新耐震基準”で建てられたはずの家が全壊するなどし、注目されました。熊本では、地震地域係数によって他の地域と比べると規制がゆるくなっていたということもありますが、「最新の基準に合わせて対策を講じていても絶対に安心できないのが災害」ということも思い知らされました。しかし一方で、“少しでも被害にあうリスクを減らすために備えられることは備えておこう”ということだけは、是非これからも忘れないで頂きたいです。自分が助からなければ、人を助けることはできないはずです。(佐々木 真奈美)
放送内容画像

2016年5月12日放送

#2343「僕らはソマリアギャングと夢を語る」

ゲスト:日本ソマリア青年機構 全体代表 永井陽右さん
キャスター:伊波紗友里

【テーマ】
東アフリカのソマリア。内戦状態が今も続く、世界最悪の紛争地の一つだ。近年ではイスラム過激派組織など武装勢力によるテロも頻発。そのテロリスト予備軍と呼ばれるソマリア人ギャングの社会復帰支援に奮闘する日本の若者たちがいる。同年代であるソマリア人ギャングたちの声を聞き、仲間として受け入れ、ともに社会を変えていく。心を閉ざしたギャングたちに「テロリストではない未来」をつくる挑戦が始まっている。

【放送後記】
治安の悪さから周囲から反対されながらも日本で唯一ソマリアに特化したNGOを立ち上げた永井さん。永井さんの著書を読ませて頂きましたが、危険を顧みずソマリアギャング達との信頼関係を築いた学生たちの姿に心を打たれました。「同年代」という切り口から、ソマリアギャング彼らを受け入れ支援していく新しい国際支援の在り方はソマリアに限らず、シリアやアフガニスタンといった紛争地でも今後、新しい支援のカタチになるのではないかと信じています。(伊波紗友里)
放送内容画像

2016年5月11日放送

#2342「三菱自動車 不正の闇」

ゲスト:自動車評論家 国沢光宏氏
キャスター:佐藤友香

【テーマ】
4月20日、自動車業界の信頼を揺るがす不正が発覚。それは、過去2回のリコール隠しで経営危機に陥った三菱自動車による「燃費データの改ざん」だった。名門グループの看板を背負った自動車メーカーが、なぜ不正を繰り返すのか。背景を探るとともに、自動車大国ニッポン全体に与える影響について、自動車評論家の国沢光宏さんと考える。

【放送後記】
今回のニュースの視点放送後、三菱自動車が日産の傘下に入るとの報道がありました。今回を入れて3回の不正を行っていたということで、国沢さんからも三菱自動車の今後は、危ういのではないかと聞いていました。私もどうなるのだろうと気にしていたところこの報道があり、こういう展開になるのかと驚いた一方で、傘下に入ったところで徹底的に社内体質を変えなければ、結局はまた同じことになるのではないかと感じます。三菱自動車は、海外でも非常に人気が高いということなので、日本のブランドとして残っていってほしいと思いますが、もう同じような間違いを二度と起こさないことを願います。(佐藤友香)
放送内容画像

2016年5月10日放送

#2341「森達也さんとみる注目のドキュメンタリー映画」

ゲスト:映画「FAKE」監督 森達也さん
解説:「報道特集」 金平茂紀キャスター
キャスター:佐藤友香

【テーマ】
2016年初夏は、注目すべき内外のドキュメンタリー映画が目白押し。原発や震災、シリア内戦や難民問題、貧困など現代社会が抱える問題をテーマにした作品から、社会運動、音楽、文化をテーマにしたものまで、実にさまざまな作品が公開されます。この中から特に注目されるメキシコ麻薬戦争の最前線に潜入した「カルテル・ランド」、学生団体SEALDsの激動の半年に迫った「わたしの自由について〜SEALDs 2015〜」、ゴーストライター騒動で話題になった佐村河内氏の素顔に迫った「FAKE(フェイク)」の3作品について「FAKE」の監督である森達也さん、「報道特集」の金平茂紀キャスターに聞いた。

【放送後記】
ゲスト出演頂いた森達也監督の「FAKE」を見てから2週間以上経った今でも、「あれってこういうこと?」「もしかして、監督はこれが言いたかったのかな、、、」などと、度々頭をよぎります。「善vs悪」「真vs偽」と、何事も分かりやすい二極論で処理されてしまいがちな現代社会を問い正しているのでは、といのが私の映画を見た感想です。と同時に、二極論が進む背景にある、私たちが「考える」ことを「やめて」しまっていることへの問いかけであるような気もしました。テレビでバッシングされている人に「その人、本当にそんなに悪い人なの?」、また、絶賛されている人に「その人、本当にそんなに素晴らしい?」と森監督の問いかけが聞こえてきそうです。オウム真理教や佐村河内氏をはじめ、センセーショナル且つタブー視されている人物を被写体として取り上げる際、身の危険を感じないのか、と森監督に問いかけてみました。すると、「全然」と森監督の答え。いつかどなたか、森監督をテーマにしたドキュメンタリーを制作してほしい、、、そんなことを思いました。(佐藤友香)
放送内容画像

2016年5月9日放送

#2340「G7伊勢志摩サミット 安倍首相欧州歴訪と日ロ首脳会談の成果」

ゲスト:日本国際問題研究所 小谷哲男 主任研究員
キャスター:菊野理沙

【テーマ】
今月、三重県の伊勢志摩で主要7か国首脳会議(G7サミット)が開かれる。それを前に安倍首相が欧州のG7参加国の首脳と会談を行った。さらに以前G8の一員だったロシアも訪問し、プーチン大統領との首脳会談に臨んだ。これらの歴訪の成果と、サミットで重視される議題とは。そしてオバマ大統領の広島訪問は。

【放送後記】
三重県の伊勢志摩で行われるG7サミットまで間もなくとなる中、安倍首相はそれに先駆けてヨーロッパとロシアを訪問しました。1週間で6か国を歴訪するという強行スケジュールでしたが、議長国として各国を訪れ経済やテロ対策についての考えを伝えたようです。そんな中、最後に訪れたのがロシア。G7サミットには不参加のロシアを最後に訪問したのには参加国であるヨーロッパの立場を尊重しつつ、北方領土問題を含め諸問題について会談を行うためとのことでした。今回の伊勢志摩サミットでは多岐にわたる話し合いがもたれることはもちろんのこと、サミット終了後にはオバマ大統領の現職として始めての被爆地・広島訪問が予定されています。首相就任後の参加は5回目となるサミットで、安倍首相が議長としての手腕をどのように発揮するのかにも注目です。(菊野理沙)
放送内容画像

2016年5月2日放送

#2339「ハンセン病特別法廷 最高裁が謝罪」

解説:牧嶋博子 TBS解説室長
キャスター:平川彩佳

【テーマ】
ハンセン病患者が当事者となった裁判を隔離施設などに設けた「特別法廷」で開いていた問題で、最高裁は4月25日、調査報告書を公表し、過去の司法手続きに誤りがあったことを認め、極めて異例の謝罪を行った。戦後の重大な人権侵害について、立法・司法・行政の三権がいずれも謝罪したことになる。ハンセン病の差別と偏見の歴史、そして「人権の砦」である最高裁が「差別を助長」したとして謝罪した意味について考えてた。

【放送後記】
小学生のころハンセン病元患者から話を聞く機会がありました。当時、子供ながらにそんな差別や偏見を受けていたことに衝撃を受け、その方の話をよく覚えています。ただ、なぜ小学生のときに元患者から話を聞く機会があったのかわからないままでいましたが、今回このテーマを取り上げることになり、勉強したところ、その頃にハンセン病について色々な変化があったから、その方の話を聞くことが出来たんだということがわかりました。しかし、私が生まれてからも日本でそのような差別があったんだということに改めて驚きました。(平川彩佳)
放送内容画像
Copyright© 1995-2016, Tokyo Broadcasting System Television, Inc. All Rights Reserved. TBSトップページサイトマップ