番組ラインナップ

JNNドキュメント
地上波では、地域ごとにしか見ることのできない
地方局制作のドキュメンタリー番組を毎週お届けします。
TBSの日本全国28局の系列局、JNN(Japan News Network)が誇る
日本各地の取材班が、時間をかけて紡いだ秀逸のドキュメンタリーを
お送りします。
  • ○2017年1月○
  • 1月10日(火)二宮忠八生誕150年 翔べ!浜っ子 八幡浜 制作:ITV あいテレビ
  • 1月17日(火)ノモンハンの真実を探して 制作:RKK 熊本放送
  • 1月24日(火)失われた音を求めて〜バルカン室内管弦楽団10年の軌跡〜 制作:SBC 信越放送
  • 1月31日(火)忘れない3.11 漁師のハードル 制作:IBC IBC岩手放送

今月のピックアップ

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1月31日(火)午後11時から放送
忘れない3.11 漁師のハードル
制作:IBC IBC 岩手放送 
IBC初回放送:2016年6月26日(日)

○内容○
東日本大震災後の岩手の漁業は、漁船や養殖施設のハード面だけ見ればダメージから何とか脱したように見える。しかし、震災以前からの大きな課題がある。
「担い手不足」だ。船や施設があっても、肝心の漁師がいない。
県内の漁業就労者数は、1973年の2万2357人がピークだったが、2013年は6289人と3分の1以下に減少。60歳以上の占める割合は、73年の13.1%から13年は52.7%に達し、高齢化が進んでいる。一方、30歳未満はわずか5.0%に過ぎない。

現状を受けて漁協や国、自治体が「担い手育成」に動き出してはいるが、現役の漁師は息子の将来を憂い、また「“新規就漁”にはなお高いハードルが存在する」と口をそろえる。希望者がいたとしても条件が厳しく、途中で「心が折れてしまう」のだという。
「漁業を続けたい。ただ、乗り越えなくてはいけない壁は思った以上に大きい」
大槌町が立ち上げた「漁業学校」の修了生・奈良寿昭さん(34)も、現実の厳しさに直面する一人。愛知県出身で震災発生直後にボランティアとして大槌へやってきた奈良さんは、仮設住宅で暮らしながら先輩漁師のもとで修行中だが、貯金はとうに使い果たし、国の補助金支給も8月に終わる。早く独立をと焦るが、資金やさまざまな規制が夢を阻む。
 
奈良さんは「漁師になる」ハードルを超えられるのか?なれたとして、「食べていく」という次なるハードルは?奈良さんの奮闘と、「稼げる漁業」「魅力ある漁業」を目指す県内の動きを追いながら、「担い手不足」の根底にある問題の解決策に近づく。
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1月17日(火)午後11時から放送
ノモンハンの真実を探して
制作:RKK 熊本放送 
RKK初回放送:2016年5月22日(日)

○内容○
熊本県宇城市に住む元高校教師、上村真理子さん(62)は、永年ノモンハン事件を調べてきた。ノモンハン事件は、1939年に旧満州とモンゴルの間で起った国境紛争で、四万人以上が亡くなっている。
上村さんがこの事件に関心を持つきっかけとなったのは、高校の同僚だった井置正道さんとの出会いだ。井置正道さん(84)の父、栄一さんは、当時現場の指揮官だった。日本の将兵は、水も食糧もない中、ソ連の機械化部隊に火炎瓶で応戦した。死者が続出する状況に、井置栄一中佐は、265人の部下をいったん撤退させる。しかし、命令もないのに勝手に撤退したとの理由で、停戦後に自決を強要され亡くなった。責任を負わされた形だった。井置中佐の遺族は、汚名を着せられた父のため、戦後小さくなって生きてきたという。
もともとノモンハン事件は、食糧や弾薬の兵站に危惧をもたれる中、好戦的な参謀によって立案された。甚大な被害を出したにも関わらず、彼らは責任をとることもなく、その後の太平洋戦争でも立案に関わっていく。上村さんは、日本陸軍、ひいては日本という国に対する構造的なあり方に強い疑問を持つようになった。
ノモンハン事件を通し戦争の実相を描きたい。
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