長引いた内戦の傷跡・・・。カンボジアには今でも数多くの地雷が埋まっており、農作業を手伝ったりしている子供たちにその被害は止まることがない。世界各国のボランティアやNGOによってかなりの数の地雷が撤去されているとはいえ、被害にあった子供たちの未来は厳しいものがある。
身体に負った消えない傷、そして差別という心の傷・・・今回TBSでは、被害にあった子供たちに夢を持ってもらおうと3名の特別教師による特別授業を現地で行った。カンボジアでは今、学校の建設は少しずつ進んでいる。しかし、子どもたちに勉強を教える教師の数が絶対的に不足している。また、貧しさ故に学校に通えない子どもたちがたくさんいるのが現状だ。「子どもたちに学ぶ事の楽しさを伝えたい。夢のある授業を届けたい・・・」そんな思いを持って、3名の特別教師が奮闘する。
また8年前に取材した地雷の被害にあった少女と再会。
リポーターの坂井真紀が少女とともに旅にでる。9日のスペシャル番組ではそれらの模様をお伝えする。