本展覧会のテーマ音楽を制作・演奏するのは、南米アンデス地方の伝統楽器、
サンポーニャとケーナの演奏家として知られる瀬木貴将氏。
本展のテレビ・ラジオスポットをはじめ、紹介番組などでお聞きいただけます。
1966年東京都出身。13歳の時、サンポ-ニャ&ケ-ナを独学で始める。18歳の時に南米ボリビアに渡り、4枚のアルバムをリリース。
1995年『VIENTO~風の道』でソロデビュー。2000年キリンビール素材厳選TVCF音楽を担当。コンピレーションアルバム『PURE』にオリジナル曲『ILUSION』が収録され50万枚を超えるヒット作となる。2001年ボリビアのトップミュージシャンを集めた瀬木貴将withクラブアンディーノツアーを全国で展開。
ポルノグラフィティのシングル、『アゲハ蝶』にフィーチャリングされ110万枚のヒットとなる。2004年CD『サファリに行こう』(東芝EMI)をリリース。
そして9月には本場、ボリビアでコンサートツアー(6カ所)を行い大反響を呼んだ。その模様が2005年に本場ボリビアでDVD『LIVEIN BOLIVIA』としてリリースされる。
公式ホームページ http://www2j.biglobe.ne.jp/~segi/
南米アンデス地方の伝統的パンフルートの一種。長さの違う葦の茎を束ねただけのシンプルな構造のこの楽器は、世界最古の管楽器とも言われる。本展覧会ではその原型といえるナスカ時代の笛を展示している。
南米アンデス地方の伝統的縦笛の一種。管に指穴(表六穴、裏一穴)と吹き口の切り込みを入れただけの 非常にシンプルな楽器で、いわゆるリード等は存在しないため、初心者には演奏する以前に音を出すのが難しい。材料は葦、竹の他、動物の骨なども使われる。