おおきに監修さん

パナソニック ドラマシアター『東野圭吾ミステリー 浪花少年探偵団』(東野圭吾 原作)毎週月曜よる8時〜放送

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vol.1『関西弁監修・野々村のん』


教室のセットでセリフの指導中
関西弁監修のお仕事内容
まず台本の準備稿が上がったら、関西弁のセリフをチェックします。そのセリフを、もう一人の関西弁スタッフ・筒井巧さんとペアになってICレコーダーに録音。筒井さんが男性、私が女性のセリフを言い、普通とゆっくりの2タイプのスピードで吹き込みます。それを助監督さんがCDにコピーして俳優さんたちに配ります。撮影当日は、現場で俳優さんたちにイントネーションなどを聞かれれば答えたり、あとは実際にモニターで映像を見ながら言葉を確認しています。
方言指導のコツや心がけていること
俳優さんによって、方言の覚え方や向き合い方がまったく違うので、できるだけその方に合わせるようにしています。こちらが正しい関西弁にこだわり過ぎて、お芝居がやりにくくなってしまってはいけないので、そのバランスは一番気を使うところですね。実際、ひと口に大阪弁と言っても地域によって微妙に違うんです。もちろんポイントは大事にしますが、モニターでチェックした時に、関西弁が特に気にならずストーリーにスッと入っていけたら、それで大丈夫というのが判断の基準でしょうか。

野々村さんは先生役で出演もしています
今回の撮影の感想やエピソード
俳優さんもスタッフの皆さんも優しいですね。スケジュールはタイトでしたが、だからこそ私もこの現場を楽しみたいという思いでした。多部さんは真面目で、覚えがとても速く、頭の中では関西弁を意識しながらも、芝居ではそれをまったく感じさせない。さすがですね。台本にアクセント記号を付けて渡したら、とても喜んでくれましたよ。関西出身の小池さんが、他の俳優さんにイントネーションを上手に教えてあげていたり、本番後に「完ぺきでしたよ」と声をかけているのも印象的。それから、実は私、映画「蒲田行進曲」「死の棘」を見て以来ずっと松坂さんのファンなんです。その松坂さんが、本当に一生懸命セリフを練習されて、何度も私のところに聞きに来てくださったり、「明日のぶんも教えて」っておっしゃったり。舞台裏であんなに熱心に取り組まれる姿を拝見してますますファンになりました。
ふだんのお仕事と、その魅力
舞台役者をしています。学生の頃から演劇を見るのが好きで、演劇部にも所属していました。卒業後3年間、会社勤めをしながら学校のOBたちと小さな劇団を作って芝居をしていましたが、やっぱり一から芝居の勉強をしようと青年座の研究生に。バレエ、狂言、日舞、歌、発声…いろいろ勉強しましたね。
この仕事で好きなのは、みんなが寄ってたかってがむしゃらになって稽古してる時。あぁでもない、こぅでもないと試行錯誤してる時。アナログな作業が大好きです。そして本番は、お客様と共に三位一体となって作り上げるから、毎日違う空気になる。だからこの仕事の一番の魅力は、みんなでひとつのものを作り上げていく共同作業の面白さ、そしてそれをみんなで共有できる点だと感じています。

どんな先生かドラマをお楽しみに!
ご自身はどんな小学生だった?
冬でも半袖&半ズボン!典型的な外遊び大好きで勉強はダメな子でした(笑)。よくやった遊びは、野球、サッカー、かくれんぼ、どろけい、クツ隠し、マンホール鬼ごっこです。

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