水戸黄門大学

お助け辞典(おたすけじてん)




馬子
(まご)
当時、馬は荷物の輸送や武士の交通手段として重要なアイテム。そのため馬を引いて荷物や人を運び収入を得る「馬子」が数多くいた。「馬子にも衣装」という言葉は、馬子が身分として低かったことから、どんな人間も飾り立てれば立派に見えるという意味で使われる。
祭り
(まつり)
お囃子(おはやし)の音や、御輿(みこし)や山車(だし)の列、さまざまな出店など、祭りは昔から庶民の楽しみのひとつ。日本全国世直し旅をしている黄門様一行も、ご当地の祭りに出くわす場面が多い。これまでに、越中八尾の「おわら風の盆」、福岡の「博多ドンタク」、岐阜郡上八幡の「郡上おどり」、岩手の「鹿踊り」、島根の「石見神楽」など、登場した祭りは数知れず。踊りのシーンなどは、地元の継承者の皆さんに京都の撮影所に来ていただき、実際に踊ってもらい撮影することが多い。
守り刀
(まもりがたな)
古来から光り物を嫌うとされてきた魔物から身を守る、つまり健康を願って贈られる短刀のこと。



夫婦
(めおと)
夫と妻のこと。当時の結婚は、まず家柄や身分が釣り合うかが大前提で、本人同士の気持ち以前に親の意見が優先される傾向が強かった。仲人を職業にしている人がいたり、お見合いのシステムもあった。



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