2010年4月12日〜6月28日(全12話

あらすじ:

第 123456789101112 話

第1話:
『恋と嵐の江戸の春(前)』/江戸(2010年4月12日 放送)

 水戸藩江戸屋敷に滞在中の水戸老公(里見浩太朗)は、佐々木助三郎(原田龍二)が婚約中だった美加(須藤温子)とついに婚礼を上げると聞き喜んでいた。
 その頃、風車の弥七(内藤剛志)は、公儀隠密を斬り捨てる薩摩示現流の達人、東条隼斗(市瀬秀和)を目撃する。また、ちゃっかり八兵衛(林家三平)は草餅売りの少年・新吉(伊澤柾樹)と親しくなった。
 ある日、老公は助三郎から旧知の旗本、松平源之助(中村雅俊)が、辰巳芸者の蔦吉(東ちづる)たちと親しく交わり、町人の喧嘩の仲裁などをしながら気ままに暮していることを聞く。
 源之助は、将軍にも信頼の厚い有能な男だ。老公は天下のために働いてはどうかと勧めるが、源之助は老中の柳沢吉保(石橋蓮司)が気に入らないと返事を渋る。
 その頃、吉保は薩摩藩が独占する琉球貿易をその手に握ろうと悪事を巡らせていた。柳沢の息のかかった大目付、中条典膳(亀石征一郎)は幻術師、虚空無幻斎(大沢樹生)に神奈川沖を航行中の薩摩の船を襲撃させ、薩摩藩が密貿易をしているという偽装工作を行なう。無幻斎は船員を皆殺しにして船を沈めるが、その時、おせい(酒井彩名)だけが生き残った。
 大目付中条の意を受けた三崎大蔵(井上高志)は必死でおせいの行方を追う。弥七は怪我を負ったおせいをかくまっていた。老公、助三郎、格之進(合田雅吏)、お娟(由美かおる)、そして源之助も神奈川へ向かう…。


第2話:
『恋と嵐の江戸の春(後)』/江戸(2010年4月19日 放送)

 柳沢吉保(石橋蓮司)と中条典膳(亀石征一郎)たちの悪事を暴く証人となる、おせい(酒井彩名)を救い、老公(里見浩太朗)一行は江戸へ戻った。おせいから謎の剣士、東条隼斗(市瀬秀和)が虚空無限斎(大沢樹生)を師の敵と狙っている因縁を聞き、老公たちは驚いた。
 無限斎は老公を亡き者にしようと、新吉(伊澤柾樹)に術をかけ老公の隠れ家の爆破を企てる。間一髪、弥七(内藤剛志)が危機を察知し、老公を救うが、爆音と共に弥七は姿を消してしまった。
 一方、中条を親の敵と狙う、芸者の蔦吉(東ちづる)は、中条に正体を見破られ、捕らわれの身に。松平源之助(中村雅俊)は蔦吉を救出するために中条の屋敷に単身乗り込むのだが…


第3話:
『過去を消した謎の女!』/鎌倉(2010年4月26日 放送)

 水戸老公(里見浩太朗)一行は鎌倉へ。
 一行が駆け込み寺として名高い東慶寺の門前で休んでいると、赤子を抱いた夫の民蔵(布川敏和)を振り切って、お鶴(村井美樹)が寺に駆け込んだ。
 民蔵によると、三年前、行き倒れていたお鶴を民蔵が介抱したことから、二人は結ばれ、子を授かった。
これまで幸せに暮していたのになぜか突然、お鶴が手の届かぬところへ行ってしまったと、民蔵は途方に暮れる。
 一方、こちらも突然、花咲藩士、草壁陽之進(比留間由哲)が手下を連れて、民蔵の鎌倉彫の仕事場を訪れ、琴音という女を出せと民蔵を恫喝する。
陽之進が持っていた琴音の人相書きはお鶴とそっくりで、民蔵は息を飲んだ。
 たまたま助三郎(原田龍二)を追って鎌倉に来ていた助三郎の新妻、美加(須藤温子)が東慶寺に潜入して、お鶴から詳しい事情を聞く。
お鶴が実は琴音だと分かる。
 お鶴は陽之進とその父で花咲藩家老、草壁長右衛門(青山良彦)の悪事について語る。
草壁父子は悪事の唯一の証人であるお鶴を亡き者にしようと探していたのだ…


第4話:
『湯の里守れ!美人女将』/箱根(2010年5月3日 放送)

 水戸老公(里見浩太朗)一行は箱根に着いた。
 温泉宿「福の湯」の若女将、おりえ(大村彩子)は、将軍様が入るために温泉の湯を入れた大樽を江戸城へ運ぶ、献上湯を無事送り出すために準備を進めていた。
そこへ、ごろつきが樽を汚す嫌がらせをする。
嫌がらせを指図したのは、おりえの幼なじみ、辰次(高橋光臣)である。辰次の父は一年前に献上湯を運ぶ途中でしくじり、自害して果てていた。辰次は献上湯に深い恨みを抱いてた。
 一方、献上湯の役目をおりえから横取りしたいと狙っている湯宿の主人、荒斗屋嘉兵衛(伊藤高)が辰次に目を付けた。
荒斗屋は辰次を利用して、おりえが献上湯の仕事で不始末をしたような細工を施した。
 荒斗屋の後ろでは小田原藩の次席家老、庄野但馬(春田純一)が悪事の糸を引いていた…


第5話:
『情けを知った刺客の女』/府中(2010年5月10日 放送)

 水戸老公(里見浩太朗)一行は府中に着いた。
 一行とは別行動の格之進(合田雅吏)は無幻斎(大沢樹生)の手下のくノ一、茜(雛形あきこ)のわなにはまり、術を掛けられて老公の命を狙う。茜は格之進が死んだ兄に似ていることに気付き躊躇うが、無幻斎の命に背くことはできなかった。
 その頃、府中では鬼面党と名乗る強盗団が商家に押し込み金を盗む、残虐な犯罪を重ねていた。鬼面党は長谷部玄久郎(國木鐘建)率いる浪人の集団で、物産問屋の湊屋伊兵衛(樋浦勉)と駿府奉行の大貫勘十郎(丹波義隆)が裏で糸を引いていた。無幻斎は、老公殺害に大貫を利用しようと企てる。
 繰り返し老公を襲う無幻斎とその手下たち。茜が幼い頃、無幻斎に拾われて忍びの世界に染まり、人として生きる喜びを知らないことが分かり、老公は哀れに思うのだが…


第6話:
『若殿守った鰻屋小町!』/浜松(2010年5月17日 放送)

 水戸老公(里見浩太朗)一行は、旅の目的地の一つ、新吉(伊澤柾樹)の母親がいるという浜松に着いた。新吉が持っているお守りが唯一の手がかりだ。
 一行は金兵衛(木村元)、おすみ(吉田久美)父娘が営む旅籠に泊まり、鰻料理に舌鼓を打つ。
 その頃、参勤交代で津山藩の若殿様、森長成(宮下裕治)が浜松に立ち寄った。家老の戸田主計(磯部勉)に命を狙われていると察知した長成は、側用人の小野一馬(長野克弘)と共に本陣を抜け出した。
 危機一髪で難を逃れた長成を、老公が旅籠にかくまうことになった。おすみは、かいがいしく長成の世話をする。
 津山藩の実権を握ろうと企てる戸田は、土地の権力者、浜松藩次席家老、土屋主膳(原口剛)と通じており、長成を繰り返し襲う。長成の居場所を突き止めた戸田は、金兵衛を脅し、長成を毒殺しようと企むのだが…



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