TBS「水戸黄門　第41部」

みどころ：

薩摩藩を陥れようとする、柳沢吉保の陰謀を阻止するため、水戸老公の新たな旅が始まる。

（※写真左から：前列／助さん、黄門様、格さん、後列／お娟、八兵衛、新吉、弥七）

　薩摩藩の船が神奈川沖で沈み、船の荷からご禁制の品が見つかった。薩摩藩に密貿易の疑いがかかるが、これは薩摩の富を手に入れたいと欲する柳沢一派の企みであった。唯一の生き証人である水夫を弥七が助け、悪の追っ手が水夫に迫る…。
　柳沢の手先として働く幻術師・無幻斎が一行を付け狙う。無幻斎役は大沢樹生。無幻斎は催眠術のように人を操る怪しい術を使い、人々を惑わせる。
　第一話と第二話（４月１９日）は前後編で放送され、ゲストに中村雅俊と東ちづるが登場。スケール大きく旅の始まりを描く。

　今回は一行にちゃっかり八兵衛を慕う少年・新吉が加わる。新吉には、ＴＢＳで昨年秋に放送された『ＪＩＮ‐仁‐』の喜市役で注目された伊澤柾樹がキャスティングされた。あどけない笑顔が話題になりそうだ。

　また、今シリーズでは、番組の冒頭に流れるタイトルバックに、一行が立ち寄る旅先の風景や工芸品の映像を盛り込んだ。東海道を行く一行と共に旅の気分を満喫できる。

登場人物：

水戸光圀（みとみつくに）／里見浩太朗（さとみこうたろう）

越後のちりめん問屋の隠居・光右衛門を名乗り、世直しの旅を続ける水戸の老公。
優しさと厳しさを合わせ持ち、困っている人を見ると放っておけない。

佐々木助三郎（ささきすけさぶろう）／原田龍二（はらだりゅうじ）

老公のお供で剣の達人。性格は大らかで少々軟派だが、許婚（いいなずけ）の美加とついに結婚し、旅先では良き夫の一面ものぞかせる!?

渥美格之進（あつみかくのしん）／合田雅吏（ごうだまさし）

老公のお供で印籠と旅費を預かっている。腕が立ち、ふだんは素手で闘うことが多い。
助三郎とは対照的に生真面目で道中日誌を欠かさない。

疾風のお娟（はやてのおえん）／由美かおる（ゆみかおる）

ふだんは旅芸人のふりをしているが、実は美貌を武器に悪の実態を探る七変化の女忍者。
芸者の娟奴や田舎娘などになりすます。

ちゃっかり八兵衛（ちゃっかりはちべえ）／林家三平（はやしやさんぺい）

割り箸や紙くずを再生して小銭を稼ぐちゃっかり者。
老公の旅のお供で、地方のうまいものに目がない。失敗も多いが憎めない存在。

新吉（しんきち）／伊澤柾樹（いざわまさき）

江戸で草餅を売る心優しい少年。
ちゃっかり八兵衛が面倒を見ていたのが縁で、一行について旅をしながら、生き別れの母を探す。

風車の弥七（かざぐるまのやしち）／内藤剛志（ないとうたかし）

老公たちを常に陰で支える元義賊の忍者。一行とは別行動をとり、悪事の情報収集を行う。
トレードマークは赤い風車。

徳川綱吉（とくがわつなよし）／中村繁之（なかむらしげゆき）

徳川第五代将軍。老公が身分を伏せ世直しの旅をしていることを頼もしく思い、その報告を聞くのが楽しみ。政治は側近の柳沢に任せきり。

柳沢吉保（やなぎさわよしやす）／石橋蓮司（いしばしれんじ）

将軍・綱吉に仕える老中。薩摩藩を陥れ、琉球との密貿易で富を得ようと画策。その前に立ちはだかる老公を疎（うと）ましく思っている。

隆光（りゅうこう）／麿赤兒（まろあかじ）

老中・柳沢と手を組む謎の多い祈祷僧。琉球との密貿易を成功させるため、幻術師・虚空無幻斎を差し向けて老公の命を狙う。

虚空無幻斎（こくうむげんさい）／大沢樹生（おおさわみきお）

老公一行を行く先々で待ち受ける幻術師。
催眠術で人の心を操ったり、目くらましの術で相手を翻弄（ほんろう）する強敵。

東条隼斗（とうじょうはやと）／市瀬秀和（いちのせひでかず）

薩摩示現流のすご腕剣士。素性は謎に満ちているが、虚空無幻斎に強い復讐心を抱いており、無幻斎の幻術を解く技も身につけている。

美加（みか）／須藤温子（すどうあつこ）

水戸の武家の娘。助三郎とはお互い憎まれ口をたたいていたが、晴れて結婚。ひょんなことから旅立った助三郎の後を追うことに･･･。

あらすじ：

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水戸黄門 第41部

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