2000年3月6日〜11月20日(全34話

あらすじ:

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第21話(2000年8月7日放送)

 黄門さま(佐野浅夫)一行は淡路へ。この土地は淡路人形浄瑠璃が名物だ。
 これは三人の遣い手が人形の操作を行うもので、宗助(篠塚勝)と染丸(森下涼子)、忠三(岩田和樹)は今日も厳しい練習を続けていた。
 と言うのも米問屋、船木屋治兵衛(高野真二)の働きで殿様、横須賀綱矩(つなのり・安多和久)が人形浄瑠璃を見物することになったからだ。
 元々は芸者だった染丸は、宗助に見いだされて遣い手になった。本当は仲のいい二人だが、稽古の時は激しくぶつかり合っている。座本の上村源之丞(園田裕久)は、そんな二人に大きな期待を掛けていた。
 ところが宗助と染丸が倉造(石倉英彦)、仙次(西山清彦)たちならず者に襲われ、宗助は腕にケガを負った。
 ならず者は米問屋、日野屋粂造(津村鷹志)に雇われた男たちだ。日野屋は郡代の唐崎藤兵衛(内田勝正)と結託しており、殿様が見る芝居を失敗させて、船木屋から米の商いを横取りしようという魂胆だ。
 格さん(伊吹吾郎)の見立てでは、根気のいる治療が必要だ。だが宗助は短気を起こしてしまう。宗助を心配する染丸に黄門さまは知恵を貸すことに。
 すなわち染丸に日野屋に気があるような芝居をさせ、宗助を発憤させようという考えだ。それが功を奏し、宗助は再び稽古を開始し、染丸との仲も元通りになった。
 そうなると面白くないのは日野屋と唐崎だ。権力を笠に着て、染丸を無理矢理捕らえるが…。


第22話(2000年8月14日放送)

 黄門さま(佐野浅夫)一行は兵庫へ到着した。兵庫は有名な酒どころ。助さん(あおい輝彦)は「灘の誉」という銘柄が評判だと嬉しそうに語る。
 この酒は、殿様がその味に感激して命名したもので、「灘屋」だけがその名を使うことを許されていた。灘屋は女主人の勢津(紫とも)が取り仕切っていたが、殿様が将軍家に献上するための灘の誉れの蔵出しができなくなり、困り果てていた。
 蔵出しは、殿様から授かった半纏を着て男がする事という決まりがあり、勢津にできる仕事ではない。勢津の夫はすでにこの世になく、義父の茂平(佐竹明夫)も病の床にあった。
 奉行の梶本権太夫(鹿内孝)からは矢の催促だ。茂平は助さんに、勢津の仮の夫になって欲しいと頭を下げる。
 勢津も助さんに心を寄せている様子。二人は祝言を挙げ、助さんが蔵出しをする事になった。
 実は、殿様が将軍様に酒を献上するというのは、梶本が仕組んだ真っ赤な嘘。灘の誉という名を我がものにしたい、酒屋の田島屋芳蔵(工藤賢大良)が、梶本を巻き込んで企んだ罠だった。田島屋は拝領の半纏も盗み出す。灘屋はまたも窮地に立たされる。


第23話(2000年8月21日放送)

 黄門さま(佐野浅夫)一行は姫路に着いた。姫路は黄門さまの甥、本多忠国(中島久之)が治めている。黄門さまは、道中知り合った山師の六兵衛(江藤潤)から忠国が立派な殿様だと聞き、喜んだ。
 だが、領内ではとんでもない事件が起こっていた。家督の乗っ取りを企む家老の都築惣左衛門(川浪公次郎)が、にせの跡取りを擁立し、家督を譲るよう、忠国に迫っていたのだ。
 惣左衛門は即刻捕らえられたが、惣左衛門を支持する武芸者の梶山甚内(片岡弘貴)一派は忠国の息子、平八郎(高柳博)と侍女の早苗(福家美峰)を誘拐して神社に立てこもった。
本多家の危機を知り、黄門さまは忠国を助けようとするが、人質の安全を考えると迂闊には動けない。さらに助さん(あおい輝彦)、格さん(伊吹吾郎)のすきを突かれ、黄門さまも一味に捕らえられてしまう。
 ついに忠国は一味を一気に攻め立てる決断をする。そうなれば平八郎たちの命も危ない。
 単身一味が立てこもる神社に乗り込もうとする早苗の許嫁数馬(伊吹剛)に助さん、格さんとお銀(由美かおる)、飛猿(野村将希)も加勢することに。
 最強の敵の出現で、黄門さま一行に最大の危機が訪れる…。


第24話(2000年8月28日放送)

 黄門さま(佐野浅夫)一行は赤穂へ。赤穂は塩作りが盛んで、いい塩が取れると評判だ。
 しかしその製法は門外不出の秘伝で、それを盗もうとする隠密が後を絶たない。領内では、塩奉行の大野定九郎(由地慶伍)を筆頭に隠密を厳しく取り締まっている。定九郎は荒々しい性格で、ろくに詮議もせずに捕らえた者を罰していた。
 さて、赤穂に足を踏み入れた旅人の与市(舟木一夫)は、定九郎の馬に跳ねられそうになった少女、おみよ(澤村志織)を助ける。おみよの母おしほ(日下由美)は、優しい与市に恋心を抱く。おみよも与市になついた。
 塩職人だという与市が、赤穂で働きたいと相談したところ、おみよの父、庄兵衛(小鹿番)は猛反対する。よそ者は隠密の疑いを掛けられるからだ。庄兵衛の心配どおり、与市は吉良からやって来た隠密だった。
 それに感付いたおしほは、秘かに秘伝を教えようとする。一方、定九郎の取り締まりはさらに厳くなり、調べは与市にまで及ぶ。与市を捕らえようとする役人に、与市は吉良の藩士であることを明かし、侍として接するように要求するが、定九郎は聞く耳を持たない。
 黄門さまは、名家老と名高い大石蔵助(横内正)にお銀(由美かおる)を差し向け、事件の解決を託すのだったが…。


第25話(2000年9月4日放送)

 黄門さま(佐野浅夫)一行は岡山へ。黄門さまは街道で、反狂乱の女に子供を返して欲しいと、つかみかかられて驚いた。村人たちによると最近この辺りでは子供たちが神隠しにあう事件が多発しているという。
 ところがその時、学校奉行の津田永忠(ながただ・寺泉憲)が現れて、神隠しは人買いの仕業だと見抜き、配下の役人を素早く手配する。津田の手際のよさに感心する黄門さまだった。
 また寺子屋の師匠、神崎周平(五代高之)の話では、子供たちが親の借金の代わりに、連れさられているという。
 一方お銀(由美かおる)は、腹を空かして泣いていた迷子の幼女おみつ(内堀美咲)を家まで送り届けた。と、そこは寺子屋で周平がおみつの父親だった。幼子をほったらかして、父として失格だと、お銀は周平を厳しく責める。おみつの母はつい最近死んだばかりで、おみつはお銀を母のように慕うのだった。
 黄門さまたちはしばらく寺子屋に逗留し、子供たちを守ることに。黄門さまは子供たちに勉強も教え、楽しそうだ。
 さて、子供たちを無理矢理連れ去っているのは、人宿(ひとやど)の主人、潮屋正五郎(小島三児)だ。正五郎は表向きは仕事の斡旋をしているが、裏では子供たちを無理矢理集め、過酷な銀山の労働力として売り飛ばしていた。正五郎は藩の重役、有馬帯刀(中村孝雄)とその手下、岩原仁兵衛(伊東達広)と結託していた。
 黄門さま一行の登場で、子供を捕らえられなくなった正五郎は、寺子屋に放火する。周平も強引に捕らえられ、子供たちは途方にくれる。



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