2000年3月6日〜11月20日(全34話

あらすじ:

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第6話(2000年4月17日放送)

 黄門さま(佐野浅夫)一行は掛川へ。この土地は葛布が名物で、お静(根本りつ子)の織る布は仕事が丁寧だと評判だった。
 ところで、掛川の竜華院(りゅうげいん)は、三代将軍家光の霊をまつるために建立された寺だったが、今度新しく襖絵を描くことになった。そのため家老の野上彦左衛門(庄司永建)が京都から高名な絵師、狩野満伸(みつのぶ・内藤武敏)を呼び寄せた。
 野上と覇権を争う、次席家老の仙崎大膳(近藤洋介)は御用商人の出羽屋唐兵衛(小沢象)と結託して、絵が完成しないよう満伸の弟子、要次郎(井上高志)に金を握らせて邪魔をしようとする。
 一方、お静は満伸の姿を見て、息が止まるほど驚いた。満伸がお静の夫、満安(みつやす・竹脇無我)の実の父、その人だったからだ。満安とお静は十五年前、満伸に結婚を反対されて、勘当されていたのだ。
 だが、その後も絵の修行を続ける満安を、お静は陰で支えていたのである。お静はその成果を満伸に見てもらうよう、満安の絵を要次郎に託す。満安の才能を見抜いた要次郎は、お静のせいで腕が落ちたと嘘を言い、自分も姿を消そうとするのだった。
 満安とお静の命懸けの誠を知った黄門さまは、直接満伸に絵の評価を聞くのだったが…。


第7話(2000年4月24日放送)

 黄門さま一行は袋井へ。
 助さん(あおい輝彦)、格さん(伊吹吾郎)は街道でならず者に乱暴れていたおまき(五十嵐いづみ)を救う。
 おまきが旅人の安全を願って、毎夜常夜灯に火を灯していることを知り、黄門さまは感心する。おまきには家出をした弟がいることも分かった。
 ところで、黄門さまと八兵衛(高橋元太郎)は、こそ泥の彦十(島崎俊郎)、忠助(西山浩司)に旅の荷物を盗られてしまった。その中には全ての路銀となんと、印籠まで入っていた。
 助さんと格さんは慌てて二人組の後を追う。黄門さまも助さんたちとは別行動で、二人を探す。
 その頃二人は、袋井名物のすっぽん鍋と鰻の蒲焼きに舌鼓を打ち、得意になっていた。しかし、盗んだばかりの財布を落としたことに気付き、印籠を悪用して、金を作ることを思いつく。
 参勤交代の下見を行う侍に扮して、旅籠から大金を巻き上げようというのだ。
 だが、役人に見つかり彦十は捕らえられ、金と印籠は代官所の手代、岩田九十郎(河原崎次郎)に取り上げられてしまった。岩田は印籠と彦十を使い、さらに金を作ろうと悪事を企てる。
 一方おまきは帰りを待っていた弟が、こそ泥の一人、忠助だということを知るが…。


第8話(2000年5月1日放送)

 黄門さま(佐野浅夫)一行は浜松へ。一行が宿泊した宿からは、参勤交代のため但馬出石藩の大名行列が旅立って行った。
 行列の後を追うようにしてやって来た侍、木下平内(荻島真一)と武田数馬(大塚よしたか)と黄門さまは知り合う。二人は御跡小払役(おあとこばらいやく)という役職で、行列が去ったあとで、宿泊費などの精算をする係りなのである。
 役目が終わったら、凧作りの職人になりたいと語る平内を黄門さまは好ましく思った。
 平内たちは宿場のあちこちで、精算をして回るが、奉行の原田総十郎(黒部進)と料亭の主、久右衛門(出光元)から、桁外れの大金を請求されて驚いた。前夜、藩の重役、磯野帯刀(杜澤泰文)が家康公手彫りの仏像を壊したのだという。それには葵のご紋も掘ってあったと聞き、黄門さまは首を傾げる。
 平内は金策のために駆け回るが、それでも足らず、久右衛門に自分の命を差し出す覚悟を固める。
 お銀(由美かおる)と飛猿(野村将希)の調べで、事故があった時その場にはほとんど人はおらず、仲居のお袖(原田佳奈)ただ一人が事情を知っていることが分かった。
 黄門さまは、真実を打ち明けて欲しいと訴えるが、お袖は固く拒む。
 黄門さまはお袖の祖父、源七(谷幹一)から平内とお袖が、実は父娘だということを聞くのだったが…。


第9話(2000年5月8日放送)

 黄門さま(佐野浅夫)一行は、新居へ。
 一行が関所へさしかかると、二人連れの若い侍が、役人に呼び止められた。その一人が男に扮装した奈保(高嶺ふぶき)だったからだ。関所では「入り鉄砲と出女」といい、特に女の通行を厳しく取り締まっていた。奈保は牢に捕らえられる。
 黄門さまは、連れのもう一人森田新八(井上純一)をかくまい、詳しく事情を聞く。
 奈保は青山藩江戸家老、新篠久右衛門(玉川伊佐男)の娘で、新八とは、兄妹のような間柄だという。
 青山藩では藩主の病が重くなり、相続争いが起きていた。久右衛門は国元にいる若様、青山数正(花柳錦之輔)の命を守り江戸へ呼ぶために、二人を秘密裏に旅立たせたのだった。
 しかし、敵方の仙頭嘉門(鹿内孝)の知るところとなり、仙頭は二人を捕らえるため関所に罠を張っていたのである。仙頭と関所の役人は、裏で手を結んでいる。
 仙頭一味は、数馬を亡き者にするため、奈保をわざと逃がす。数馬を誘い出し、鉄砲で仕留めようという魂胆だ。
 そして鉄砲が火を噴いた。数馬の身代わりになり、奈保が倒れるが…。


第10話(2000年5月15日放送)

 黄門さま(佐野浅夫)一行は吉田の宿へ。一行はこの辺りでは最近、狐の嫁入りが目撃され、人々に恐れられていることを知った。しかも,狐の行列を見たと人に話した者が、盗賊に襲われるなど不幸になるという。黄門さまは、嫁入りを見てみたいと言い,一行はこの宿場に泊まることになった。
 そしてその夜、黄門さまは町外れの稲荷のほこらで、狐顔の女を見る。女はすぐ消えてしまったが、その後に赤ん坊が残されていた。
一行は子供の身元を探すが、手掛かりさえつかめない。のみならず、黄門さまは人さらいだと誤解され、牢に入れられてしまった。奉行所では黄門さまの説明を聞こうともせず、狐の嫁入りの噂も聞いていないと取り合わない。
 そうこうするうちに、狐の一行がまた盗賊に入り、商家が被害に会う。飛猿(野村将希)の調べで一味は忍びの集団だということが分かる。また奉行所の与力、飯塚伝八郎(伊藤敏八)は賊の頭目五郎蔵(山本昌平)と手を結び、甘い汁を吸っていた。
 やがて、赤ん坊がある大店の子供だと分かったが、店の者によると両親は長旅に出ているということで、不自然な点が多いことも判明する。さらに赤ん坊を黄門さまに託した女、おせん(佐藤友紀)から、盗賊の隠れ家が明かされるが…。



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