飛び出せ!科学くん

子どものころに持っていた、夢や好奇心を呼び戻そう!

毎週土曜日よる7:00

博物館&動物園

博物館ツアーズ!!「国立科学博物館 巨大倉庫」(2009.6.22)

ツアー参加者:田中直樹(ココリコ)・中川翔子・田村亮(ロンドンブーツ1号2号)

写真

【ホッキョクグマ】
地上最大の肉食獣!その中でもとりわけ大きな剥製、しかも仁王立ちのホッキョクグマに3人もびっくり!亮さん曰く「でかすぎて笑える」。本物だったら全く笑えないサイズですが…。

写真

【リーチェ】
収蔵庫を案内してくれた川田先生の一番お気に入りが、アフリカ中部から南部に棲息するこのリーチェの剥製。まるで生きているかのような見事なポージングに、3人もしばし感動。

写真

【ヘラジカ】
アラスカやカナダなどに棲息するヘラジカは最大のシカ。さらに、大きいものだと幅2メートルにもなる最大の角を持つ動物でもあるのです。

写真

【コスモスポーツ】
車好きの亮さんが大興奮だったコスモスポーツ!「帰ってきたウルトラマン」の隊員専用車マットビハイクルとして大活躍した車。
収蔵庫で保管されているのはその中でも初代中の初代!量産前にディーラー用に作られた試乗機で、おそらく現在残っているのは世界でもここだけと言う超貴重な一台なのです。

写真

【アジアゾウ全身骨格標本】
長い鼻や大きな耳には骨がないので、骨格だけになってしまうとゾウには見えないんですね。実はこの骨格標本は、明治時代、日本の動物園に初めてやってきた歴史的意義のあるゾウなんです。

写真

【クロサイ上半身剥製】
「床から生えているみたい!」と思わず亮さんが笑ってしまった剥製。保管のため縦に置かれていますが、本来は壁に立てかけて展示するもの。そうすると、壁からサイが飛び出してきたように見えるのだとか…。

写真

【ラムダ4S】
日本初の人工衛星「おおすみ」を打ち上げたロケットと同じものまで収蔵されていました。ロケットまであるなんて!ちなみにラムダを打ち上げたロケット用ランチャは、本館に展示されています。

写真

【レオポン】
ライオンの母と、ヒョウの父の間に生まれたレオポン。その昔、日本の動物園で人工的に誕生し話題になりましたが、現在では倫理的観点からそうした実験が行われないため、世界でたった5体しか存在しない幻の珍獣に。
国立科学博物館では、そうした歴史や生命科学的な貴重な記録として、剥製と共に当時の資料も大切に保管しているそう。

写真
写真
写真

国立科学博物館の上野・本館で展示されている「お宝」たちは、全部の「お宝」のうちのほんのごく一部。巨大倉庫には、今か今かと出番を待っているすごい「お宝」たちがまだまだたくさんいました。本館の展示が充実しているのは、収蔵庫がこれだけ充実しているからなんですね。
国立科学博物館本館では、来年の春に「海の生物」や「陸の生物」をテーマにした企画展も予定しているそうで、ここで紹介した剥製たちが登場するかもしれません。
(写真左:カラカル/中:クーズー/右:リンクス)


※巨大倉庫は一般公開しておりません。
※国立科学博物館(上野本館)
〒110-8718 東京都台東区上野公園 7-20 TEL:03-5777-8600
開館時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)
/金曜日のみ 9:00~20:00(入館は19:30まで)
休館日 毎週月曜日(月曜が祝日の場合は火曜日)/年末年始(12/28~1/1)