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報道の魂
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2020年5月3日 放送
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「遠いふるさと広島へ 南米・パラグアイからのメッセージ」

南米・パラグアイは、日本から最も遠い国の1つです。ここに、「ひろしま」という名前のレストランがあると聞き、広島に住む記者はデジカメを持って現地を訪ねました。

レストランに居たのは、戦後、広島県からパラグアイに移住した97歳の女性でした。近くには、「ラパス」という小さな村があります。日本人が人口の半分近くを占めています。約65年前、移住してきた住民たちは、この場所に広がっていた原始林を開拓しました。広島県の出身者も多くいます。今でもふるさとを思い、広島弁で会話し、カープを応援していました。「ふるさと・広島の人に自分たちのことを知っていてほしい」と話します。

村は今、開拓した移住1世から、日本を知らない2世、3世中心の町へと過渡期を迎えているといいます。自分たちのルーツを大切にしつつ、これからはパラグアイ人として生きていくと―。なぜ、人々はふるさとを離れ、異国に旅立ったのか。そして、いま、なぜ、ふるさとを想うのか、伝えます。


制作:RCC中国放送
ディレクター:栗栖千尋

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