「それはもう正直申し上げてですね。どの企業もそうなんですけど、部下がいろんな不祥事起こしますよね。それは社長さんが知ろうが知るまいが、それはもう任命責任とですね、やっぱり道義的責任というのはあるわけですよね。それをやはりですね、示さないと。実は私が心配してるのは、いま言った財務省も防衛省も、それから文科省も、それから厚労省もそうですけど、いろんな不祥事ありますよね。まだ、全部明確化されてないんですけど、必ず誰かが責任取らなきゃいけなくなるわけですね。
みなさん単純に考えてるんですけど、例えば理財局は佐川氏一人じゃないわけですね。というのは、佐川氏が命令して、例えば簡単に言えば、総務課長からですね、下手すれば、次長も全員首が飛ぶ危険性がある訳ですね。やはりですね、上が早く責任取らないと、下の方がですね、次から次にですね、段々責任取らされる事になると思うんですね。正直言って、近畿財務局からは犠牲者も出ましたけど。やはり弱いところにしわ寄せがくるわけで、やっぱり一番トップである政治家がですね、任命責任、道義責任、政治的責任をですね。私は早く取るべきだと、そういうふうに考えています」
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