「私も排除された経験がありまして。今日の菓子は甘いけど、排除というのは思い出すとほろ苦いですね。排除されると言うのはね。突然だったし。
ところで、今回の前原さんの決断というのは、大変大胆だったと思うんですが。まあ結果論から見ればちょっと詰めが甘かったかなと。前原さんの立場から考えると、ボロボロボロボロ党からこぼれていくというか、脱党が続いたし、これが広がりそうな状況だから、何か新しい形を作らなきゃダメだという思いが非常に強かったんだと思います。そこで小池さんがあの党を立ちあげたんで、飛びついたというか飛び乗ったというか、そんな感じですね。
でも小池さんも何と言うか、しかしテレポリティクスの時代のチャンピオンと私は言いたいんですけど。テレビにおける政治の表現というのは抜群ですから。都知事選もそうだったけど、それで前原さんも非常に評価を高くして、飛び付いたんでしょうけどね。小池さんって人も、日本新党の時代から私も多少、知ってますけども、結構長いキャリアのある女性だけども。勝負師というか、モノを決める度胸のある人ですね。だけど、言葉なんかはそんなに深みがないような感じもします」
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