「ああいう人ですね。ああいう人っていうのは、幹事長で今まで都議会まとめてた人ですから。私は構造というか、背景というか、今の都政の構造を見ると、明らかにここ数代の知事が職員と遊離していてですね」
「今よく二元代表制といって、知事と議会とね、知事部局と議会あるいは知事と都議会がお互いに牽制したり監視しあったり、あるいは協調してやっていくという二元代表制って言われますが。私はそれ以外に三元代表制と言いますか、あと職員というですね、知事と職員は完全に遊離して、知事が極々興味あることだけ職員が気を使いあとは自分たちで勝手にやるというですね、そういう構造があって」
「そこで、ああいう本当なのかわかりませんが、週刊誌などで色々書かれてますけど、ある種の神話みたいなものが出てきたんではないか。たぶん色々難しい問題、面倒なことについてですね、職員がいっぱい持ち込んでいるんで。それを色々調整するっていうことは、一方で行政を進めていく上で大事なことなんですね。それはたぶん知事がサボったり、それから今の知事と職員の構造の中で出てきた事ではないか」
「仕事の関係でお付き合いしたことはありませんが、色々グッとまとめられて、大変力のある方だと私は思ってますけども。その、個人でなにか突然力を持ったりすることは必ずないんで、背景があるわけですから。私はやっぱり歴代の都政の構造とか、歴代の知事に色んなこの問題の原因があるんじゃないかと思います」
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