「その時に考えればいいことですよね。つまり、私たちが最初に当選した昭和61年。中曽根総理が衆参同日選挙を打ってね、死んだふり解散なんて言われました。大勝しました、藤井先生もおられた。だけども党本部の8階ホールでね、両院議員総会が開かれて、1年延長されたんですね。その時に中曽根さんが『待合室も混んでるようですから』って、安倍さんや竹下さんや宮澤さんのことなんでしょうね。そうおっしゃったこと私は強烈に覚えてますけど。その時にどんな経済情勢になっているのか、どんな国際情勢になっているのか、それが分からないうちに今からそれを優先課題としてもっていくということには、安倍さんがどうのこうのという話じゃありません、それって国民が望んでることかしらねと。今、その優先課題をきちんきちんとやってね、その行き着く果てに何があるか分からない。だけど、その時に情勢がそうであれば、党員の多くがそうだと言うのであれば、その可能性を私は否定しませんよ。党内民主主義ですからね。ですけど、今、議論することですかっていうのは、私は違和感を持って聞いていますね」
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