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第六〇六回('16年7月10日 放送)
 「参院選の朝」に!「迫る都知事選」に!

ゲスト: 北川正恭 氏/与良正男 氏

御厨

「さあ、都知事選の公認選びが熱を帯びています。北川さん、ズバリどうご覧になります」

北川

「全候補そうですけどね、こういう選挙になると、刹那的にならざるを得ないですよね、みんな。だって十分 3ヶ月も4ヶ月もマニフェストを研究する時間は無かったので。刹那的になるという事の、この選挙制度の在り方をもう一回見直したほうが、一つはいいと思います」v

「もう一つはですね、17日間ですけれども、事前にやっぱり期間を少しとってですね。政策を練り合わせするというような事で都民にお示しをして、やっぱり政策で選ぶというような事もですね。地方のトップ、ましてや東京都の知事は日本の顔でもあるわけですから、そういうことをしてもらうという事と」

「やっぱりオリンピックとか、あるいは首都直下型とか、政策的な課題も今度の選挙で当然公約の中に入れてもらいたいんですが。もうひとつは、都庁の中のマネジメントですね。それぞれがチェック、そしてバランスを取っていくという、このシステムをきちんといっぺんどのようにするのかという事をですね、私は公約の中に掲げて頂きたいなと思いますね」

御厨

「与良さんどうでしょう」

与良

「これだけ賑やかになるとまた、本当に面白いということではありますけども、何かまた人気投票になってしまうのかと思うとね。僕これだけはやめましょうねと、ずっと言ってきたはずなんだけども。人気投票になってしまう懸念はありますですね。」