「とにかく、舛添さんもうちょっと正直に、素直に対応されたら良かったのになと。私たち二人とも知事を経験しましたからね、そういうことも含めて。私はその一人として、そう思って見ているんですけど」
「まあ、確かに私どもも、私は12年ちかく知事をやりましたが、いろんな公の金を采配してきましたし、また交際費も含めて、飲食等々にも交際費を使った、税金を使ったこともありますから。100%私は潔癖だった、何一つ間違いはしませんでした、という自信はありません。振り返って全部、克明に過去をチェックしたら、これはちょっと問題あったな、これは使い過ぎたなとか、これはやめた方が良かったな、って思うことが結構ある思うんです、私にも。そういう立場で言うんですけど、それにしても、舛添さんのこれ、続々、まだ全部じゃないですけどね、出て来たケースっていうのは、ちょっとやっぱり公私混同があまりにもはっきりし過ぎてるっていうか」
「これはもう法律っていうよりも、常識でちょっと判断したら、これはやっぱり度を越している。家族で正月に温泉に行ったのを交際費で払おうなんて、これはもうイロハのイで、それはあってはならない。そこでまた弁解として会議もしたんだ、なんこと言わない方がいいのにですね。あれは間違っていました、これは取り消しますって言った方が良いのに。何かそういう理屈をおっしゃっているところが余計分かりにくくしているし。フェアじゃないなと。今からでもやっぱり舛添さんに言いたいのは、是非、正直に率直にきちっと整理して、おっしゃったらどうですかと申し上げたいですね」
|