時事放談 トップページ 毎週日曜あさ6:00〜6:45
過去の放送 出演者 時事放談「サロン」 テレビプロデューサーの日々
 
 
第五九〇回('16年3月13日 放送)
 「迫る『選挙』の中で…」
 ゲスト: 武村正義 氏 / 玉木雄一郎 氏

御厨

「若手のリーダーとして玉木さんにあえてお聞きしたいんですが。民主と維新の党が合併する事に、期待しないというのが6割にも上っていますが。これをどうお考えでしょう」

玉木

「3割の人が期待してくれているんだなと思いますね。今、政党支持率があったように、7%とかですね、足しても10にいかないという中で、むしろ期待してる人が2、3割いらっしゃるというとこは、しっかり答えていかなければいけないし。今、一強他弱という言葉がありましたけど。官邸他弱というか、官邸一強になっていて、自民党の中からも党内のリベラルな人の声も聞こえてこない。そういう中ではやっぱり野党がしっかりするしかないと思ってますから。これは民主党のためというよりも、しっかりとした二大政党制が今後出来るかどうかの正念場だと思っているので、しっかりとした責任を果たす野党を作っていかなければいけません」

御厨

「武村さん、なぜダメなんでしょう。期待しないが6割と」

武村

「合併は良い事だと思うんですが、党名変えるのも良いとしても。やっぱり党のメンバーは変えないんですかと私は問いかけたい。玉木さんに聞いても酷ですがね。色んな意味で新しい、魅力的な政党が誕生したんだと国民に受け取られるように努力しなければいけないと思いますね。 党名と綱領一部変えるだけではダメだということなんですがね。もっと大胆に新しい新装何々という雰囲気をアピールして欲しい。それが今は出来てないと思います」

御厨

「今、武村さんはこうおっしゃいましたけど、玉木さんどうですか」

玉木

「そうですね、やっぱり名前だけの問題ではないと思いますね。これは昨日も議論色々しましたけども。党内でもやはり参議院選挙の前に代表選挙をやるべきではないかと。やっぱり合併して新しい党が生まれる以上、しっかりした代表選挙を経て、結果として岡田さんがなるにしてもですね、その正当性をきちんと付与する手続き、儀式はやった方が良いと思うし。その中で政策とか、我々はこういう道でやっていくんだということを国民の皆さんにアピールする意味でもですね、代表選挙をやるというのは、私は一案だと思いますね」