「これ、本当に安倍内閣がやった安保法の成立までのやり方というのは、あまりにも法を無視した暴挙といいますか、内閣がやっていることですから、こんなに法を無視して成立させるというのはですね、本当に私は唖然としました。正直に言いまして。
それでそれきりスッとやめちゃいましたよね。臨時国会も開かない。通したらお仕舞いという事ではないんですよね、関連法ですから。これから周辺事態法とかですね、自衛隊法とか、たくさんの問題を抱えていながら、なんにもやろうとしないと。これもまた法の無視じゃないだろうかと私は思いましてね。
それに対して、シールズといいますか、私たちは藤井先生もそうですけど、60年安保とか70年安保ってのを経験してるわけですよね。経験というか、私はその時もうマスコミでジャーナリストになってましたけど。あの時は、組織とか党とか、そういうものの動員ですよね。ところが今度は違うんですよ、これね。これは、やっぱり戦争を知らないお母さんとか、高校生とか、もちろん大学生もいますけど。若い人が、戦争を知らない人達が新しい民主主義のために立ち上がったんだと。新しい日本の民主主義をもういっぺん作り直すために立ち上がったんだと。そう思いますとね、今度の反対のデモは、あれは私は非常に大きく評価するんですね。
じゃあなぜ2位なのかというと、やっぱりISのほうが大きいかなと思って2位なんですけども。1位にしても良いんですけども、まあそのくらいに私は今度のシールズですか、あの人達の自発的な反対のデモと言いますか、主張を非常に貴重なものと受け止めました」
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