「コーポレイトガバナンスが緩みきってる典型みたいなものだと思うんですね。取締役員会に結局報告はされてるんですね。それでいながら放置されていた、と言うことはですね、まず第一に問題意識が無いってことだし、これは調査報告でも言ってるんですが。
しかし、じゃあそれをどうやって本当に体質として、もうずっと続いてるということは体質ですから、体質をどう変えるのかっていうところには、あんまり話が至ってないというふうに私は思うので、根はもっと深いのではないかというのもあります。
ですから、コーポレートガバナンスの問題と、それからもっと広い意味で金融界と反社勢力との繋がりが、もっと非常に深いんじゃないかと言う問題と、それとそういうところがあったとしても本当は金融庁が、きちっと検査監督をしていなきゃいけないけども、ここにも問題があったんじゃないかというのも否めない事実だと思うんですね。
ですから色んな問題がこの中に入っていて、根っこはしかし体質をどう変えるかと、そこをやらないと色々な提案をしてますけどね、色んな提案をしてますけど小手先の事だけでは私はこう言うことはほとぼり冷めたらまた同じことが続くような気がしてならないと思ってますね」
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