「安部総理があそこまで言い切られたわけですね。私どもはそれに責任を持たなければなりません。そして福島の漁師の方が言葉通りやってくれと、言うのをそのとおりにやらなければいけないのですよ。
ひとつは、誰がやるんだ、誰が、ということであってですね。国が前面に出るっていうことははっきりしてる訳ですが、責任論を今追及してるよりはまず、それをうやむやにすると言ってるわけじゃないが、国がやる。国が責任を持つ。要は納税者の方々にお願いするってことですよ。
そして、いつやるんだっていうのはもう速やかにやる。そしてどうやってやるんだということは、もちろん漁師の方々の理解が必要ですが、バイパスして汚染されない前に地下水は海に放出するということ理解をいただかねばならん。そして凍土壁でやるかどうかは別として、これをきちんと遮断しなければいかん。そして今あるタンクをどうするんだということ。
ですから、誰が、いつ、どのようにということに対して、政府として地元のご理解を得ながらも早急にそれをやるってことですよね。どっから何が漏れてんのよということがきちんと解明されてない訳で、それが分かんなければ止めようがないでしょ。そしてそれをじゃあ、どうやって止めるんだっていうのは、それはバイパスして海に流すってことにご理解をいただかなければどうにもならん訳でしょ。今あるタンクでどうやってそれを遮断するかということを決めなきゃいかん。ひとつひとつ分かるようにご説明をしなければいかんです」
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