「今、私たちの前からの立場を石破さんが言ってくださいましたから繰り返しません。繰り返しませんが、0増5減の話の区割りの問題がありますが、これはもうやらなきゃならないのは当たり前のことなんですね。もう一つは、私たちが野党のとき消費税の議論をしたときに、それは論理的に税の話じゃありませんけれども、これは政治の話として国会議員も減らさなきゃだめだというのは、もう民主党が野党のときから言っていることなんですよ。そして自民党さんも消費税104条ですか、言っておられて、ずっと一致してきている話なんですね。これをまたゼロに戻すというのは、私はあり得ないと思うんですよ。
何を言っているのかというと、要するに比例区で二つのグループをつくるというのは憲法に違反するんじゃないかということだと思います。私が当時議論した中に、うちの党にもそういう議論がありました。ありましたが、うちの党がその連用制というのを出しているわけですよ。なぜか。やっぱりやらなきゃいけないから、少しはそこいらは目をつぶろうという話でやったんです。いま自民党さんなり公明党さんが言っているのは、そのことだと思いますよ。恐らく自民党さんの中にも、これは本当に大丈夫かいと。これは党内の話じゃなくて国民の皆さんが何と言うかという問題も含むわけですけれども、しかしそれでもやろうというのは、かつての与党民主党の時代の話なんですよ。私は今自由人ですからあえて申しますが、当たり前のことだと思っています」
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