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第三三四回('11年1月16日 放送)
 「この国会をどうする」
 ゲスト: 渡部恒三 氏 / 増田寛也 氏

御厨

「もう1人、目を引くのがこちらの与謝野大臣であります。与謝野さんは麻生内閣の中枢から今回の入閣ということになりました。恒三さん、国民はこの点をどう見ますかね」

渡部

「これは恥ずかしいな」

御厨

「あ、そうですか」

渡部

「やっぱり政治家が一番大事なことは信義と節操ですよね。それ自民党が政権を持ってるときは一番いい思いをしている。自民党、政権失った途端に自民党を出て、そして今度民主党で入閣するなんていうのは、もう卑しい、恥ずかしい」

御厨

「なるほど。かなりはっきりおっしゃいました」

渡部

「ちょっと申し上げたい。大臣としての能力はすばらしいですよ」

御厨

「なるほど。要するにその入り方というのか入閣の仕方がみたいなことですね」

渡部

「それが恥ずかしいんで、大臣としての能力はもう抜群です」

御厨

「今お話しになったように、権力へのすり寄りというふうに見られかねないわけですけども、増田さん、、たちあがれ日本のまとまりがあればよかったんでしょうか。どうなんでしょう」

増田

「きっと最後は管さんの判断の問題じゃないでしょうかね。こういう方を入れて1人になったけど入れた。ですからそれには何らかの期待があったって、そこは私は政策をつくる能力、今おっしゃったように、私も安心社会実現会議の事務局長をずっとやってましたけども、非常にそこは」

「で、官僚の皆さん方の知恵、今まで民主党がずばっと切ってたところを、皆さんそこで与謝野さんのところに集まっていろいろ出すでしょうから、そういうこと、与謝野さんが活躍するのは舞台をいかに管さんがつくれるのかというか、そこをつくって活用していくのかにかかってるんじゃないでしょうか 」