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第三一三回('10年8月8日 放送)
 「ねじれ」中で、民主党が目指すこと
 ゲスト: 枝野幸男 氏 / 片山善博 氏

― 今、これだけは言っておきたい!
御厨

「今、コレだけは言っておきたいこと、枝野さん」

枝野

「ねじれ国会と言う事で、国民の皆さんにご心配おかけしていると思いますが、例えば、大統領と議会の多数派が違う党だったり、あるいはヨーロッパの二院制の国でねじれということは実は、先進国では皆経験していることです。国民の皆さんから野党の声も謙虚に耳を傾けながら合意形成を図っていけというこの声にしっかりと答えて前に進めていくことは十分可能なことだと思います。若干、イラ菅と呼ばれていた人が総理ですから、こういう謙虚な姿勢で進めていくことはちょうどバランスがいいのかなと思っておりますので、しっかりと前に進んで行きたいと思います」

御厨

「片山さんは?」

片山

「私は民主党政権に去年の政権交代の時の初心の戻ってもらいたい。国民は何を期待したかといいますと、霞ヶ関の官僚の人たちの退廃とか、無駄遣いを直してもらいたい。政治はクリーンで透明なものにしてもらいたいということだと思うんですね。消費税のときに、大きな政府か小さな政府かってありましたけれど、一番やってもらいたいのは、清潔で透明な政府を作るって事ですね。霞ヶ関や永田町、鬼がいっぱいいますけど…」