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第三一〇回('10年7月18日 放送)
 四面楚歌!どうすればいいのか?窮地の「民主政治」
 ゲスト: 渡部恒三 氏 / 塩川正十郎 氏

― 参院選敗北…菅政権に
御厨

「恒三さんはどう?」

渡部

「今度の参議院選挙は 自民党が勝ったんじゃないんです。これは、民主党に対しての厳しい国民の皆さんのお叱り。お灸をすえられたんですね。だから私は今、民主党の人達に、『勝っておごらず、敗れて卑屈にならず、勝敗は時の運、次の選挙しっかり頑張るように』といっているんです。

その後、私は菅君と会いました。頑張れって言いました。その後です。世論調査がでました。国民の皆さんはほんとに素晴らしいと思ったのは、菅政権は少し下がりましたが、菅総理が辞めるべきではないという方が60%を超えているんです。

逆にですよ先生。もしアメリカのオバマ政権が一年で終わったら、先生はココで、“アメリカは信用できない”って言うでしょう。それが小泉政権以降、5人ですよ。みんな一年続かない。これは世界の人たちが、どうみるか。そう考えれば、菅君をしっかり頑張らせて当分やるしかないなって思っているところです」

御厨

「塩川さんはどう思っていますか」

塩川

「菅さんにやっぱり絶対多数を取っているんですから、民主党はね。政権は衆議院で作るんですから、今度の選挙は政治の動向を国民がどう感じたかという事です。渡部さんの言うように、良いから自民党に行こうというんじゃなかった。あんまりにも民主党に振り子を振りすぎて90度振ってた。今度は45度に戻そうかというとこですよ」