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― あの「大連立騒動」を振り返る…
「森さんは、何か仕掛けたのですか?」
「いやいや、仕掛けたと言うよりはですね。簡単なことなんですよ。政党は何のためにあるんだろう。いつまでもいがみ合って、対立していて、国民の期待に応えられるのだろうかと。民主党の若い皆さんは『次の衆院選をやれば、また勝てる。そうすると、政権はかわるんだ』と。でも、そんなものじゃない。僕らも必死に守りますよ。解散したって、国会の状況は同じだと思います。ですから、その中で新しい仕組みを考えるのが一番良いのでね。だから、小沢さんと福田さんが会うことはとても良いことだと思っています」
「戦後65年、この国の不幸は、自民党以外に政権を担当できる政党がなかった。いわゆる55年体制。これが不幸だから、我々は、自民党がしくじった場合、『じゃあ、かわりましょう』と言って、政権を担当できる政党をつくって、国民のみなんさんの一票で政治が動くように、変わるようにしなくちゃなんない。だから、連立しようなんてこと自体が、民主主義に逆行しているんです」
― 「越年国会」になりましたが…
「私や森さんの若い頃は、会期延長なんて大変なことでね。『明日、解散だ』ってぐらいな緊張感でみんな臨んだんですがね。ところが、全然、国会の中に、与党にも野党にも、緊張感がないんですね。こんなに国民の皆さんに申し訳ない『だらだら国会』はありませんよ」
― 「年金問題」福田総理、大臣たちの発言に…
「国民の一人として、怒り心頭に発しなきゃならない問題ですよ。残念ながら、国民の政治に対する信頼というものは、全くなくなっちゃったね」
― 安倍さんは「最後の一人まで」と言っていたが…
「本当かなと、実際、心配していたんですよ。おそらく役人が『これはできます』と。だから大臣も、総理も『それでいきます』と。私は、そんな簡単なものじゃないだろうと何回も疑問に思っていましたよ」