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◆ 第一五九回 ('07年7月8日放送)
「『しょうがない』政治とは」 〜私たちはズルイのだろうか〜
ゲスト: 渡部恒三 氏 / ジェラルド・カーティス 氏
― 久間氏「原爆発言」と、その後の安倍首相
渡部 |
「何でも参議院の選挙に損だとか得だとかが判断になってる。場合によっては国民のみなさんが嫌がることでも、勇気を持って発言していかなきゃね、明日の日本大変なことになります」 |
カーティス |
「本当にいい指導者とそうじゃない人との一つの区別はね、意外なこと、想像しなかったことが起きた時の一番最初のリアクションが国民を安心させるものになるのか、そうではないのかが非常に重要である。最初のリアクションが勘が鈍い政治家と勘の鋭い政治家、いると思うんですけれども、勘が鈍いと意外なことがある時に失敗します」 |
― 問題続出。で、安倍首相の「初動」は…
カーティス |
「政治家は、国の国益を考えて何をすればいいのかっていう立場にないとダメなんですね。総理大臣がそこまで考えないでイデオロギーだけを言っちゃうと、そりゃもちろん問題になります」 |
― 「内閣支持率最低」に思う…
カーティス |
「ある意味ではね、まだ30パーセントの支持があるということはね、問題だと思うんですよ。何でもっと、もっと低くないか。もっと低くないのは、他にね、選択肢がないと思う有権者が多くて、民主党には魅力を感じないから。どうもね野党に問題あるんじゃないかと私はかえって思います」 |
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