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― 「政治家とカネ」の問題は…
「私なんかね、70過ぎた私の女房が歯科医院開業して、今も一生懸命、患者みてますがね、生活費、一遍も私いれたことありませんから。女房にはたらいてもらわないと、政治活動できない。そういう議員がいっぱいいることも承知していただきたいと思います」
「でもこれ、議員が貧しいかなんとかって問題じゃなくって、これはね、やっぱりお金の使い方のルールの問題なんですよ。ちゃんとルールを決めて明らかにする。あいまいなものをなくすってことをちゃんとつくっていけば、基本的なところはね、ちゃんとおさえられるんで。そういう心構えだけじゃ、これすまないと思います。ルールをどう確立するかっていう問題だと思います」
― 相次ぐ残虐な事件に…
「殺伐たる事件がどこで起きているかっていうと、大都市というよりはね、実は地方都市なんですね。本当に特異な事件の前兆っていうのはあるんですね。突然起こるんじゃなくて、やっぱり本当は悲鳴をあげてるんだと思うんですよ。その家庭なり家族また個人が。で、それが地域に力があればおせっかいみたいなことでですね、みんなで支えてやるっていうのが、これがコミニティーだったんですけども。その力がね、やっぱりどうしてもこれは落ちてきてるというふうに思わざるをえないですね」
― 都知事選では苦労しました…
「あえなく負けてしまったんでね、敗軍の将になりますけども、感じたのはね、やっぱり都民の方がそれほどの不満はないと、都政に対してね。自分の属してる会社の問題とかそういうことあっても、都政が自分に何してくれてるんだろうかというのを実感するのは限られた人たちはいますよ」
「選挙簡単に思ったんじゃないかな。やはりね、石原さんを破るにはやっぱ少なくとも一ヶ月ぐらい前にはやく決意してね、応援態勢をきちっと作るとか、選挙こういう順序でやっていくとかいうことを考えたらね、宮城県の知事選挙、あんまり簡単になりすぎたんで、選挙簡単に思っちゃったのが失敗だな」