時事放談 トップページ 毎週日曜あさ6:00〜6:45
過去の放送 出演者 時事放談「サロン」 テレビプロデューサーの日々
 
 
 第一四六回 ('07年4月1日放送)
  「春になると何か変わる」

  ゲスト: 野中広務 氏 / 藤井裕久 氏

― 安倍内閣の「通信簿」
野中

「あまりにもね、仲良しクラブが閣僚になり、党に入って、そして体制をくんでいるために、何か自分が目立ったことやりたいということ(従軍慰安婦に関する下村官房副長官のコメントについて)になってしまうんじゃないかと。」

― こじれる「従軍慰安婦」問題で
藤井

「狭い意味とか広い意味とかね。世界にはそれは通りません。全然通らないことを言っておられると。ヴァイッゼッガーっているじゃないですか、ドイツの大統領。あれが言ってるのはね、過去に目をつぶった人間は現在が見えないっていってるんですよ。それをもっとね、安倍さんはね、謙虚にね、その言葉を受け止めてもらいたいんですね」

― 変わる「年金」制度に
野中

「団塊の世代を迎える人達に離婚を奨励するようなね、もうあなたのそばにおるのいややと、いうようなことを奨励するようなねことがね、平気でやられるというのはね、一体どういうことなんだと思いますし、70過ぎてもね、一生懸命ね、働いて所得を得る人は、年金ももらえるように納めてきてるんですよ。これを私達もズバっと削られていくわけですよ。で、本当に無念さを感じます」

藤井

「離婚の話しますけどね、これは根っこで一番大事なことはね、女性のね、年金権が確立してないということなんです。僕は専業主婦に仕事ってね、立派な職業だと思っているんですよ。本当は女性に年金権をつけなきゃいけないと思う」

― “豪華・格安”新!赤坂議員宿舎に
野中

「批判があるならね、家賃上げればいいんですよ。これ一年も経ったらスッとみんな入ると思いますよ。今ね、少しね、逆風があるから良いカッコして入らないんですが、世の中静かに忘れかけたら、みな入っちゃうと思う。それよりは、この時にキチッと家賃を上げて、そして私はね、どうどうとやっぱり使うべきでこんなみんなで決めて建てたものをね、空家でほっておくっていうのはね、一番卑怯なやり方だと思いますよ」