「投票法とかそういうことを急いでやる雰囲気の場じゃないと思うんですよ。もっともっと、今、本当に医療給付が下がって、介護の人達が不安を感じ、医療費の負担がかかってきてる。あるいは税金の負担もかかってきてる。年金に税金かかるんですからね。だからそういうね、生活の本当の弱者の問題に目をもっていって、国民全体がね、安心できる環境っていうのをつくらないと…。外交でも、非常に不安だ。で、国内のそれぞれの生活の一体どうなるんだろうっていう不安がある。で、教育現場にも不安がある。こういう国の中の不安をね、どう取り除くのか、やわらげていくのかというのが、一番重要なことだと思っています。
それが、忘れられて、勇ましい、どんどんどんどん戦争だけやるとか、みたいな法案につっこんでいく。で、法案が通ったからってね、愛国心が培養されるわけじゃないですよ、そりゃ。やっぱり、我が故郷を愛しよう、我が家庭を愛しよう、ね、人間お互いにね、愛し合おう、敬愛しあおうっていう、そっからね、やっぱり地域愛なり、地域文化なり、あるいは国を愛しおうというものが出てくるんであって、法律でやったからね、それで国を愛しおうっていうことは、出てこないと思うんですよ」 |