「やっぱり一国の総理ですから、やはりどうしてですね、靖国神社の本体で、サンフランシスコ平和条約で、極東裁判を正当な裁判と認めて我が国は平和条約を結んだというような厳粛な事実をね、やっぱり考えていただきたいし、繰り返して言うように、私はその、サンフランシスコ平和条約を受けてですね、翌年B級、C級戦犯は、靖国神社に昭和28年祀られたわけです。ところが、A級戦犯は祀られなかったんです。それが昭和53年になって、松平大使の時にですね、突然祀られて、翌年ですね、新聞がスクープしてわかった。
以来ですね、昭和天皇は初夏の例祭は別としてお参りにならなくなった。すなわち昭和天皇と今の天皇は、サンフランシスコ条約そのものを忠実にですね、守って、亡くなって戦争で大きな犠牲を強いた、家族に思いをはせながらもですね、日本が戦争が始まってからスタートしたその時をね、謙虚に考えられ厳粛に守ってきてらっしゃると思うんですね」 |