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 第三十回 ('04年11月28日放送)
  「アメリカとの、もう一つの付き合い方
〜闘う石橋湛山を知っていますか」
  ゲスト: 宮澤喜一 氏 / 田中秀征 氏

▼ 石橋湛山 (1984年、東京生まれ)
早稲田大学哲学科を卒業して東洋経済新報社に入社、終戦後、選挙に出るが落選、議席がないまま吉田内閣の大蔵大臣に就任。GHQによる4年間の公職追放も受けたが、1956年、総理大臣に。しかし、病気のため71日で対人を余儀なくされた。その後は積極的に発言や執筆などを続け、1973年、88歳で死去。


― 韓流ブームについて
田中 「やっぱり未来志向といわれてますけど、本当に両国関係を遠巻きに見ますと本当に大きいことですね、今起きていること。非常にいいこと、明るいですよね」

― 靖国問題の小泉総理の対応は(日中首脳会談で…)
宮澤 「悩んでいるうち来年が過ぎちゃうかもしれない。そういうことだってあるかもしれないですね」

― 石橋湛山の魅力
田中 「最初は小学校6年の時に、河野一郎さんとともに、吉田首相から除名されたときに関心持ったんですけどね、それからずっと、尊敬してるんですけど、政治家としてのたたずまいの見事さといいますかね。志の高さ、志の強さというものに拠るんだと思いますけど、こういう人が居るんだなあと…」

― 日米関係は
宮澤

「総理大臣と大統領が仲がいいということはいいことなんだけれども、この間選挙でブッシュさんが勝って、コリン・パウエルさん国務長官が辞めたし、全体が右に動きそうなんですね。ネオコンっていうのがいよいよ、力を出しそうだし…。

やっぱりブッシュさんは、国連、やっぱりヨーロッパの国々ですね、他国との関係を大事にすることを考えなきゃ、自分ひとりでやるって方にどんどん来たんじゃそれはよくないですよ。危ないですよ。それは小泉さんもおそらく、この前もサンチアゴでおっしゃったんだろうと思うが、小泉さんとしては十分、おっしゃらないといけないと思いますね」

― 石橋湛山が総理大臣を続けていたら…
田中 「日米安保改訂というのがあったかどうかという問題ですね。具体的に言うとね」


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