『居酒屋もへじ』

水谷豊&石井ふく子 第6弾!

インタビュー

水谷豊さん インタビュー

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―『居酒屋もへじ』シリーズも4作目となりましたが、現場の雰囲気はいかがですか?

現場は相変わらず明るく楽しいです。角野卓造さん、六平直政さん、井上順さん、桂文珍さん……みなさんが本当に面白くて愉快で(笑)。前にもお話したかもしれませんが、撮影の合間も「居酒屋もへじ」のカウンターに座って冗談や他愛もない話をしているんです。その雰囲気のまま、ドラマの中に入っている感じです。

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―今回のゲスト・高島礼子さんに関して

高島さんとは20年以上前に少しだけ共演したことがあるのですが、こんなに絡むのは初めてです。普段はサバサバしていて話をして楽しい方なのですが、役では少し違う高島さんが居ましたね。高島さん演じる市川ゆかりがもへじに“背負っているもの”を打ち明けるシーンがあるんですけど、お芝居をしていてね、気持ちがストレートに伝わってきたんです。その時、高島さんご自身が正直な方なんだろうなと思いました。とっても素敵でした。

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―今回、もへじがゆかりさんに恋をしてしまうとのことですが……。

そうなんです。ゆかりさんに一目惚れしちゃうんです。一目惚れって実態がないじゃないですか。だから、もへじはどうやって一目惚れしたのか考えていたのですが……撮影が始まって気づいた時には僕自身もゆかりさんを好きになっていましたね(笑)。
もへじ自身は、一目惚れしたことに気づいていなくて、常連さんたちに指摘されて自覚するので、その時のリアクションは面白いと思います。

―最後に、もへじの魅力を教えてください

もへじに関しては、どう見せようとか、こう演じようとかは考えていなくて、「居酒屋もへじ」にいるだけで、自然と“もへじ”になれるんです。
もへじって、すごく分かりやすいんですよ。普通、自分のことを隠したり、違う角度からモノを見たりすることもあると思うのですが、もへじにはそれが出来ない。まっすぐで、分かりやすくて、嘘もつけず、シンプルに生きている。人柄が良く、純粋な心を持っているから人が集まってくる、そこがもへじの魅力だと思います。

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