毎年、太平洋戦争開戦の日にあわせお送りしている「記者たちの眼差し」。今年もJNN各局の若手からベテランの記者が、戦争を知らない世代として、取材し考えた「戦争」をリポートする。

戦後70年という節目の年、この国は、憲法9条の解釈を変え、自衛隊の海外での武力行使につながる安全保障関連法が成立した。

だからこそ、あらためてあの戦争に向き合ってみた。あの戦争はなぜ起きたのか、なぜ途中で引きかえすことができなかったのか、その反省に立ち、戦後私たちが築いてきたものとは何だったのか。

JNN各局の13人の記者たちがつむぐ、不戦の誓い。戦後70年の開戦の日を二日後に控えた夜にお送りするオムニバスドキュメンタリーである。

【内容の一部】
「徴用船の悲劇」
「ニューギニアで戦った祖父」
「たったひとりの反戦」
「戦争画家と呼ばれて」
「従軍看護師が見つめた戦場」
「知られざる死の行軍」
「受け継がれるひめゆりの記憶」