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今年8月には、伊豆半島沖の海底で、一隻の小型潜水艇が発見された。戦時中に日本軍が開発した特攻兵器“海龍”だ。先端には爆発物を積んでいる可能性があり、海上自衛隊が調査にのりだした。 ![]() なぜ、こうしたものが必要だったのか…太平洋陸軍総司令官、ダグラス・マッカーサーの機密文書に、その謎を解く鍵があった。記されていたのは、史上最大の作戦とされるノルマンディー上陸作戦をはるかに超える規模の「首都攻略作戦」。日本の戦力、配置・気候・国民性などが詳細に分析されていた。 対する日本軍は、米軍が“BAKA(バカ)”と呼んだ特攻兵器を生み出していた。8月15日に終戦を迎えていなければ日本はどうなっていたのか…。米軍の上陸を防ぐために配備された“龍”の名を持つ特攻兵器とは? 元隊員たちの証言から、追い詰められた70年前の日本軍の実態が浮かび上がる。 ![]()
ディレクター:松井智史(TBSテレビ報道局)
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