![]() ![]() 兵庫・丹波市の豪雨災害現場で、必死に泥掻きをする高校生たち。彼ら彼女らは、日本で唯一「環境防災科」が設置されている兵庫県立舞子高校の生徒たちだ。 ![]() 1995年に発生した阪神・淡路大震災をきっかけに、2002年に舞子高校に「環境防災科」が設置された。1年生の授業では、自衛隊や水道局などから外部講師を招き、震災時の対応などについて指導を受ける。また、2年生の校外学習では、震災で焼け野原になった神戸市・長田区を歩き、地域の語り部からまちの復興について話を聞く。こうして生徒たちはあの震災は何だったのかを、だんだんと学んでいく。 ![]() 2014年8月末、環境防災科の選抜メンバー30人が、東北に向かった。津波で児童70人以上が亡くなった小学校では、被災状況の凄まじさに全員が言葉を失う。「語り継ぐ」「被災地に行く」「地域で動く」の3つをテーマに、リアルな震災体験を持たない生徒たちが、戸惑いながらも、さまざまなことを学び取っていく姿を描く。 ![]()
制作:MBS毎日放送
取材:津村健夫 |
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