1941年12月8日、この国は、破滅への道を歩み始めた。コタ・バル上陸、ハワイ真珠湾攻撃で、アジア太平洋戦争は始まった。

あれから72年。私たちの国は、いま、戦争の記憶を持たない世代が圧倒的多数を占めている。しかし、あの時代が遠ざかるどころか、近づいてはいないだろうか…。戦争体験者の高齢化が進み、その証言に耳を傾け、記録していく作業は、文字通り「時間との戦い」になっている。

昨年夏、終戦の日直後に「8・15終戦 記者たちの眼差し」を放送したが、戦争の記憶と直結する日は8月15日だけではない。JNN系列の記者たちが、あの時代の出来事に向き合い、つむぐ17の物語。決して昔話ではない、いまを生きるものに問いかける。12月8日は、太平洋戦争開戦の日―。

【内容の一部】
「玉砕の島を踏んで」
「きのこ雲の下で」
「それでも沖縄の記録を残すわけ」
「戦争したい若者たち」
「特攻隊員の日記」

※関東地区での放送時間は12月8日（日）25時25分〜28時25分です。関東地区以外での放送予定は、各地のJNN各局のホームページなどでご確認ください。