![]() ![]() ![]() 北海道に、地元の赤ちゃんにふるさとの木で作った椅子をプレゼントしている町がある。椅子には子どもの名前と誕生日、通し番号が刻印され、「君の椅子」と名づけられている。「生まれて来てくれてありがとう」「ようこそ、ふるさとへ」。椅子には、こんな思いが込められている。 町ぐるみで子どもの誕生を祝う試みは、7年前、北海道北部の東川町で子育て支援の一環として始まり、近隣の3町に広がった。椅子は地元の家具職人が制作。町の人たちはこの椅子には、かけがえのない価値があると信じている。 ![]() 東日本大震災が起きた日、被災した3県で、あわせて104人の赤ちゃんが生まれた。「君の椅子」の活動を行っているメンバーは104人全員に椅子を贈ることを決めた。 椅子に込められた思いを子どもたちと家族は、どう受け止めているのか。「君の椅子」を通して、未来を担う子どもたちと地域の姿を考える。 ![]()
制作:HBC北海道放送
ディレクター:松本雅裕(HBCフレックス) |
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