![]() ![]() 日本を代表する舞台演出家、蜷川幸雄さんが昨年末、イスラエルである劇を上演した。「トロイアの女たち」。戦争の悲惨を描いたギリシャ悲劇の古典を、ユダヤ人、アラブ人、そして日本人の役者が、それぞれの言語で演じるという野心的なプロジェクトである。 ![]() そこには、複数のメッセージが仕込まれている。だが、日常的に紛争が続いているイスラエル/パレスチナの地で、よそ者、日本人の「文化的な試み」はどこまで響くのだろうか。そして、イスラエル/パレスチナのコトによそ者、日本人が関わることは、どれくらい意味があるのだろうか。 ![]() よそ者、日本人である取材者が、イスラエルの入植者、入植地を監視するパレスチナNGO、ユダヤ人の「活動家」、役者たち、そして蜷川さんに問い、同じく「よそ者」である視聴者の皆さんとともに、その答えを聞く、あるいは、探してみる。 ![]()
制作:TBSテレビ
取材: ![]() |
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