![]() ![]() 逮捕から15年。「東電OL殺害事件」の「犯人」として逮捕され、無期懲役の判決を受けたネパール人、ゴビンダ・プラサド・マイナリさんに、ようやく再審の扉が開かれた。 ![]() 彼は犯人ではないのではないか。逮捕直後の報道に感じた「違和感」から取材は始まった。法廷に通い、ほとんど全ての公判を傍聴し、ネパールに飛んで関係者を捜し、家族達に会い、一審判決の4か月前には『ネパール人はOLを殺したか?』を放送した。 2000年4月の一審判決は「無罪」。しかし、帰国させると控訴審が困難になるという理由からゴビンダさんは釈放されなかった。そして二審の判決は、一転して「無期懲役」だった。「神さま、やってない!神さま、助けてください!」ゴビンダさんは日本語で叫んだ。 ![]() 今、当時の取材ノートを軸に事件の核心に迫り、日本の警察・検察そして裁判に翻弄された家族が再審を勝ち取るまでの苦悩を追う。 ![]()
ディレクター:丸山拓(TBS報道局)
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