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京都の高校生が、修学旅行の訪問先に韓国を選んだ。 ![]() 計画をたててから1年。状況が大きく変わる出来事があった。2008年4月、韓国のイ・ミョンバク大統領が日本を訪問、JNNの市民対話番組に出演した。 この時、京都からの中継に参加した一人の高校生が質問する。 大統領の答えは意外なものだった。 それから1年。韓国の仁川国際空港に降り立ったのは、300人中120人の生徒たちだった。 ![]() 「若い人たちは、30分で友だちになれるでしょう」と言った、大統領の言葉通りの日々。お互いのメールアドレスを交換して、連絡を取り合うことを約束する。 彼らの表情が一変したのは、「西大門刑務所」。日本の植民地時代に、独立闘争にかかわった人々を投獄した場所だった。 韓流ブームの一方で、時として摩擦が生じる日本と韓国の複雑な感情の諸相。韓国の若者は、実は日本をどのような目で見ているのだろうか。その真只中で、彼らの感じたものは何だったのか ![]()
取材・構成:吉岡弘行
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