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第573回2007年12月16日
サマルカンド─文化交差路(ウズベキスタン)
遺産名:
サマルカンド─文化交差路
Samarkand - Crossroads of Cultures
所在地:ウズベキスタン(Uzbekistan)
分 類:C(i)C(ii)C(iv)
登録年:2001
放送日:2007年12月16日
放送回:第573回
サマルカンド─文化交差路
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およそ600年前、ユーラシア大陸のど真ん中に、青いドームを建て続けた男がいる──ティムール。遊牧民である彼が一代で築いた帝国は、中国からローマ…あらゆる文物が行き交う十字路を押さえた。その都サマルカンドは、世界の中心になったのだ。息をのむイスラーム建築が並び、地上でもっとも美しい街と謳われた。
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サマルカンドの曙は、紀元前7世紀。アフラシアーブの丘に、商いの天才ソグド人が町をつくる。宮殿の壁画には、ソグド王に謁見を求める使節団が描かれた。
しかし13世紀、シルクロードの拠点として繁栄をつづけた地に、悲劇が襲う。
チンギス・ハーン率いるモンゴル軍の襲来…街は焼き払われ、住民は虐殺された。
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廃墟となった丘の南に、新しい都を築いたのが英雄ティムールだ。彼は遠征に出る度に一流の芸術家や職人を連れ帰り、モスクや廟を次々と造らせた。近郊のスザニ(刺繍)・バザールは、そんな黄金時代を彷彿とさせる。中国から伝わった絹と土地のデザインが出会った布の芸術。女性が、暮らしの中で受け継いできた。
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モザイク装飾は、ティムール朝で最高の水準に達する。この街がなければ、地中海世界からインドに至る、後のイスラーム建築の発展はなかったのだ。彼が愛した青は、いつしか「サマルカンド・ブルー」と呼ばれる。青の秘密はコバルト…中国の陶磁器の技術とペルシアの顔料が結びつき、色鮮やかなタイルが誕生した。
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