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第540回2007年04月22日
エオリエ諸島(イタリア)
遺産名:
エオリエ諸島
Isole Eolie (Aeolian Islands)
所在地:イタリア(Italy)
分 類:N(i)
登録年:2000
放送日:2007年04月22日
放送回:第540回
エオリエ諸島
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シチリア島の北およそ40kmの海上に、7つの火山島を浮かべるのがエオリエ諸島だ。
世界中で活火山の数は1500を超える。中でもエオリエ諸島は、早くも18世紀から研究が始められ、2つの代表的な火山用語を生んだ。その一つが「ストロンボリ式噴火」──粘りけのない少ないマグマを、まるで噴水のように空高く噴き上げる。
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ストロンボリは、記録に残る2500年前から絶えず噴火をくり返してきた。別名「地中海の灯台」。海底火山として誕生した島は、10万年ほど前ついに海面に姿を現した。
標高は924mだが、海底からだと3000mに達する。「火走り」と呼ばれる溶岩や噴石が流れた跡は、生まればかりの地球を想わせる。荒涼とした巨大な岩の塊だ。
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ヴルカーノ島は、20世紀を目前に突然噴火を止めた。今、不気味に押し黙る。古代人は、ここに火の神ブルカンの溶鉱炉があると信じ、その名を付けた。英語でボルケーノ──火山の語源だ。「ヴルカーノ式噴火」は、大音響とともに噴煙を上げ、辺り一面に火山灰や火山弾をまき散らす。この島のマグマは粘りけが強く、噴火は爆発的だ。
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火山学者が注目しているのは、火口表面の温度と火山ガスに含まれる成分の濃度。次の噴火がいつなのか?予知しようとしている。原始、地球はマグマの海だった。巨大な熱を宇宙に放出することで、体を冷やしてきた。そして46億年…今も地底のあちこちには、マグマが身を潜めている。エオリア諸島には、地球進化の目に見える証がある。
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