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第534回2007年03月04日
オルホン渓谷の文化的景観(モンゴル)
遺産名:
オルホン渓谷の文化的景観
Orkhon Valley Cultural Landscape
所在地:モンゴル(Mongol)
分 類:C(ii)C(iii)C(iv)CL
登録年:2004
放送日:2007年03月04日
放送回:第534回
オルホン渓谷の文化的景観
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毎年7月、モンゴル各地で「ナーダム」という民族の祭典が行われる。競馬とモンゴル相撲と弓の三種を競う草原の民の腕試しだ。競馬の騎手は子供達。チンギス・ハーンを英雄と尊敬するモンゴルの人々は、「歩くより先に馬に乗る」と言われるほど幼い頃から乗馬を習得する。ウマは、草原の大事な移動手段であるが、かつては、迅速な攻撃を可能にする優れた武器でもあった。
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現在のモンゴルのほぼ中央を流れるオルホン川流域に、おびただしく過去の痕跡が集中する場所がある。この巨大な土壁の残骸が顔を出すハルバルガス遺跡は、トルコ系の遊牧国家、ウィグルの都のあと。中国の唐と交流をもち、その影響を受けたウィグルは遊牧生活を送りながら定住スタイルも取り入れていた。
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ウィグルに滅ぼされるまで、モンゴル高原から中央アジアまでを支配した突厥(トッケツ)の遺跡に残る石碑。石碑には中国文明との関わりをしめす漢字と、突厥文字の2種類が刻まれている。突厥文字は、モンゴル高原の遊牧系では最古の文字と考えられている。
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13世紀にチンギス・ハーンが打ち立てたモンゴル帝国は、第二代皇帝の時にオルホン河岸にその都、カラコルムを築いた。東は日本海から西は地中海まで勢力を広げた人類史上最大の帝国の中で、東西の文化は活発に交流をすすめ、カラコルムにはキリスト教徒やイスラームの商人なども多く訪れた。カラコルムに残る仏塔が並ぶ城壁は、帝国の消滅後、モンゴルに根づいたチベット仏教の寺院の壁。廃墟となった都の石材を転用して建てられたものである。
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